Users Guide

3. iDRAC をすぐに、または後でリセットするかどうかを尋ねるポップアップメッセージが表示されます。
必要に応じて、
iDRAC をリセット または iDRAC を後でリセット をクリックします。
iDRAC のリセット後に、新しい自己署名証明書が生成されます。
RACADM を使用したカスタム SSL 証明書署名証明書の削除
RACADM を使用してカスタム SSL 証明書署名証明書を削除するには、sslcertdelete サブコマンドを使用しま
す。次に、racreset コマンドを使用して iDRAC をリセットします。詳細については、www.dell.com/
esmmanuals
にある『iDRAC8 2.00.00.00 RACADM コマンドラインリファレンスガイド』を参照してくだ
さい。
RACADM を使用した複数の iDRAC の設定
RACADM を使用して、1 つまたは複数の iDRAC を同じプロパティで設定できます。iDRAC のグループ ID
オブジェクト ID を使用して特定の iDRAC をクエリすると、RACADM は取得した情報から .cfg 設定ファイ
ルを作成します。ファイル名はユーザーが指定します。ファイルを他の
iDRAC にインポートして、それらの
iDRAC を同様に設定します。
メモ:
設定ファイルには、特定のサーバーに関連する情報が含まれています。この情報は、さまざまなオ
ブジェクトのグループに分類されています。
いくつかの設定ファイルには固有の iDRAC 情報(静的 IP アドレスなど)が含まれており、そのフ
ァイルを他の iDRAC にエクスポートする前に、あらかじめその情報を変更しておく必要がありま
す。
システム設定 XML ファイルを使用して、RACADM で複数の iDRAC を設定することもできます。システム設
XML ファイルにはコンポーネント設定情報が含まれており、このファイルをターゲットシステムにインポ
ートすることによって、BIOSiDRACRAIDおよび NIC の設定を適用します。詳細に関しては、dell.com/
support/manuals または Dell Tech Center にある『XML
設定ワークフロー
』ホワイトペーパーを参照して
ください。
.cfg ファイルを使用して複数の iDRAC を設定するには、次の手順を実行します。
1. コマンド racadm getconfig -f myfile.cfg を使用して、必要な設定を含むターゲット iDRAC
クエリします。
このコマンドは、iDRAC 設定を要求し、myfile.cfg ファイルを生成します。このファイルは、必要に応
じて別の名前に設定できます。
メモ: getconfig -f を使用した iDRAC 設定のファイルへのリダイレクトは、ローカルおよびリ
モート RACADM インタフェースでのみサポートされています。
メモ: 生成された .cfg ファイルにはユーザーパスワードは含まれていません。
getconfig コマンドは、グループ内のすべての設定プロパティ(グループ名とインデックスで指定)と、
ユーザー名別のユーザーのすべての設定プロパティを表示します。
2. シンプルテキストエディタを使用して、設定ファイルに変更を加えます(オプション)
メモ: このファイルの編集はシンプルテキストエディタで行うようにお勧めします。RACADM
ーティリティは ASCII 形式のテキスト解析を用いるため、書式が混在するとこの解析に混乱を招
き、
RACADM データベースが破壊される可能性があります。
3. 新規の設定ファイルを使用して、racadm config -f myfile.cfg コマンドでターゲットの iDRAC
を変更します。
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