Users Guide

20
サーバー管理用 USB ポートの使用
Dell PowerEdge 12 世代のサーバーでは、すべての USB ポートがサーバー専用です。第 13 世代のサーバ
ーでは、前面パネルの
USB ポートのいずれか 1 つが iDRAC によって事前プロビジョニングやトラブルシュ
ーティングなどの管理用に使用されます。このポートには、それが管理用ポートであることを示すアイコン
が付いています。LCD パネルを搭載したすべての 13
世代サーバーでは、この機能がサポートされます。
LCD
パネル非搭載で注文された 200500
モデルのバリエーションには、このポートを使用できないものも
あります。その場合、これらのポートをサーバーのオペレーティングシステム用に使用できます。
USB ポートが iDRAC によって使用されている場合は、以下の状態になります。
iDRAC に接続された USB タイプ A/A ケーブルを使用すると、USB ネットワークインタフェースにより、
ノートブックなどのポータブルデバイスから既存の帯域外リモート管理ツールを使用できるようになり
ます。iDRAC には 169.254.0.3、ノートブックには 169.254.0.4 IP アドレスが割り当てられます。
サーバー設定プロファイルを USB デバイスに保存し、USB デバイスからサーバーの設定を更新すること
ができます。
メモ: この機能は以下でサポートされています。
FAT ファイルシステムと 1 つのパーティションを備えた USB デバイス
XPS 10Venue Pro 8 を含むすべての Dell Windows 8 および Windows RT タブレット。XPS 10
Venue Pro 8 などの USB ミニポートを備えたこれらのデバイスを動作させるには、On-The-Go
OTG
ドングルとタイプ A/A ケーブルを使用する必要があります。
関連リンク
USB デバイスのサーバー設定プロファイルを使用した iDRAC の設定
直接 USB 接続を介した iDRAC インタフェースへのアクセス
直接 USB 接続を介した iDRAC インタフェースへのアクセス
13 世代のサーバーでは、新しい iDRAC ダイレクト機能を使用して、ノートブックや PC USB ポートを
iDRAC ポートに直接接続できます。これにより、iDRAC インタフェース(ウェブインタフェース、
RACADMWSMAN
など)と直接やり取りして、高度なサーバー管理やサービスを実現できます。
ノートブック(USB ホストコントローラ)をサーバーの iDRACUSB デバイス)に接続するには、タイプ
A/A ケーブルを使用する必要があります
iDRAC USB デバイスとして動作し、管理ポートが自動モードに設定されている場合、USB ポートは常に
iDRAC によって使用されます。このポートが自動的に OS に切り替わることはありません。
USB ポートを介して iDRAC インタフェースにアクセスするには、次の手順を実行します。
1. ノートブックと iDRAC USB ポートをタイプ A/A ケーブルで接続します。
管理 LED(ある場合)が緑色になり、2 秒間点灯します。
2. ノートブックに 169.254.0.3iDRAC 169.254.0.3 IP アドレスが割り当てられるまで待ちます。
307