Reference Guide
Table Of Contents
- Dell Lifecycle Controller Remote Services v2.40.40.40 クイック スタート ガイド
- はじめに
- Lifecycle Controller を使用する理由
- iDRAC With Lifecycle Controller を使用するメリット
- 主な機能
- 本リリースの新機能
- Lifecycle Controller Remote Services を使用する理由
- Lifecycle Controller のライセンス可能機能
- Redfish および Web サービス API とは
- どこから Lifecycle Controller API を使用できますか?
- 誰が API を使用できますか?
- 1 対多管理の実現方法は?
- その他の必要情報
- Dell EMCサポート サイトからのサポート コンテンツへのアクセス
- デルへのお問い合わせ
- Remote Services の機能
- API 関連資料およびリンク - はじめに
- Lifecycle Controller API の統合
- ソーシャルメディアリファレンス
- 用語と定義
● FIPS コンプライアンスのサポートを追加。
● 強化された Lifecycle Controller ロギングのサポートを追加。
● PowerEdge R830 プラットフォーム上での 1100 W PSU のサポートを追加。
● PowerEdge FX2 シャーシ向け 2400 W 電源装置のサポートを追加。
● 1100 W 混在モード PSU(380 vdc)のサポートを追加。
● PowerEdge C6320 向け x520 10Gbe デュアルポート SFP+Mezz のサポートを追加。
● R730xd でのデュアル HBA330 のサポートを追加。
● PowerEdge R830 プラットフォームでの Emulex および Qlogic FC カードのサポートを追加。
● SATADOM フラッシュメモリモジュールのサポートを追加。
● 以下の PSU のファームウェアアップデートのサポートを追加:
○ Flextronics 1600W PSU
○ PSU 1100W -48v DC サポート(DSS 2500)
○ PSU 550W HVDC PSU サポート(DSS 1500/1510)
○ 1100W 240V DC および 220V AC
○ 13G Lite-On 750W PSU
○ 13G Lite-On 1100W PSU
Lifecycle Controller Remote Services を使用する理由
デルが最も一般的な管理タスクと、それらに関連する効率性を調査したとき、管理タスクを実行するためにかかる余分な時間は、
ツールが理由で発生するものではなく、数個のツール間で機能が分割されるためであることを発見しました。たとえば、プロビジ
ョニング、導入、およびアップデートなどの最も一般的なタスクは、複数のツールとメディアフォーマットだけでなく、ドライバや
ファームウェアといったツールの Web での検索も必要としていました。この従来のデリバリーモデルは、時間の非効率的な使用、
エラーの可能性、およびセキュリティリスクの可能性を生じる結果となっていました。Lifecycle Controller-Remote Services はこれ
らのシステム管理問題すべてに対応します。
Lifecycle Controller のライセンス可能機能
Web Services for Management(WS-MAN)ライセンスと権限仕様には、Lifecycle Controller 搭載の Integrated Dell Remote Access
Controller(iDRAC)によって提供される WSMAN API を使用するために必要なライセンスと権限情報のすべてが包含されています。
これは、第
11 世代 Dell PowerEdge サーバーをはじめに、iDRAC(Express ライセンス、Enterprise ライセンス、および vFlash SD カー
ド機能)の一部として提供されてきました。第
12 および
13 世代 PowerEdge サーバーでは Flash 機能が iDRAC Enterprise ライセンス
に含まれていることから、Lifecycle Controller 2.0 以降では vFlash のライセンスを別途取得する必要がありません。デルの第
12 お
よび
13 世代の PowerEdge サーバーは、Express または Enterprise ライセンスのみを使用します。
Lifecycle Controller 管理機能は、管理機能または機能性それぞれについての包括的な詳細を提供する Dell Common Information Model
(DCIM)プロファイル仕様によって明確な分野に分割され、表現されます。これらの機能は、無料、部分的にライセンス対象、ま
たは完全にライセンス対象である場合があります。また、機能へのアクセス性は WS-MAN 要求と共に提供される資格情報によっ
て定義され、管理者または読み取り専用アクセスなどの、ユーザー割り当ての権限資格情報にマップされます。
Redfish および Web サービス API とは
Web Services-Management(WS-MAN)は、Distributed Management Task Force(DMTF)のオープン標準で、サーバー、デバイス、
アプリケーション、および各種 Web サービスを管理するための Simple Object Access Protocol (SOAP)ベースのプロトコルを定義
します。WS-MAN は、IT インフラストラクチャ全体のシステムが管理情報にアクセスし、情報を交換するための共通手段を提供し
ます。
DMTF は、企業 IT 環境におけるシステム管理用の標準を開発、維持、および促進する業界組織です。DMTF データモデルは複雑
で、ユーザー名とパスワードの指定、またはユーザーアカウントに対する管理者権限の付与などの簡単な操作を行うために複数のト
ランザクションが必要となります。これらのトランザクション数を削減するため、Lifecycle Controller は、属性モデルをベースとし
たデル管理用データモデルも提供します。
スケーラブルプラットフォーム管理フォーラム(SPMF)では、 Distributed Management Task Force(DMTF) の Redfish API を公開
しています。これは、業界標準のオープンな仕様およびスキーマで、スケーラブルプラットフォームハードウェアのシンプルかつ現
代のセキュアな管理に対する IT 管理者のニーズを満たすように設計されています。Redfish は、ハイパーメディア RESTful インタフ
ェース内でデータモデル表現を使用した NextGen 管理標準です。このデータモデルは、標準のマシンが読み取れるスキーマによっ
て定義されており、メッセージのペイロードは JSON で表現されており、プロトコルは OData v4 を使用しています。Redfish はハ
はじめに 7