Reference Guide
Table Of Contents
- Dell Lifecycle Controller Remote Services v2.40.40.40 クイック スタート ガイド
- はじめに
- Lifecycle Controller を使用する理由
- iDRAC With Lifecycle Controller を使用するメリット
- 主な機能
- 本リリースの新機能
- Lifecycle Controller Remote Services を使用する理由
- Lifecycle Controller のライセンス可能機能
- Redfish および Web サービス API とは
- どこから Lifecycle Controller API を使用できますか?
- 誰が API を使用できますか?
- 1 対多管理の実現方法は?
- その他の必要情報
- Dell EMCサポート サイトからのサポート コンテンツへのアクセス
- デルへのお問い合わせ
- Remote Services の機能
- API 関連資料およびリンク - はじめに
- Lifecycle Controller API の統合
- ソーシャルメディアリファレンス
- 用語と定義
● iDRAC ユーザーパスワードと BIOS パスワードを設定するための独自の SHA256 ハッシュの生成。パスワードのハッシュ表現を
表す新規の属性が作成されます。
● ハッシュ値のあるパスワードを伴ったサーバー設定プロファイルファイルのエクスポート。ExportSystemConfiguration メソッド
を使用し、IncludeInExport パラメータにエクスポートする必要があるパスワードハッシュ値を含めます。
ハッシュパスワードは、SHA256 を使用してソルトあり / なしで生成することができます。ソルト文字列が使用されているか null
であるかに関わらず、これは常に SHA256SystemPassword と共に設定するようにします。
メモ: iDRAC ユーザーアカウントのパスワードが SHA256 パスワードハッシュ(SHA256Password)のみで設定されており、他
のハッシュ(SHA1v3Key、MD5v3Key)では設定されていないという場合、SNMPv3 を介した認証は失われます。IPMI を介し
た認証は、ユーザーアカウントのパスワードの設定にハッシュが使用されるときに常に失われます。
ハッシュパスワードの使用についての詳細は、en.community.dell.com/techcenter/systems-management/w/wiki/1906.dcim-
library-profile.aspx で入手できる
『
iDRAC
カ
ー
ド』
、
『
BIOS
および
BootManagement
』
プロファイル文書を参照してください。
USB 管理ポートの設定
iDRAC によって監視されている第 13 世代 PowerEdge サーバーでは、USB ポートおよび USB ドライブで次の機能を実行できます。
● サーバーの USB 管理ポートの状態の管理。状態が無効である場合、iDRAC は管理下 USB ポートに接続されている USB デバイス
またはホストを処理しません。
● USB ポートが iDRAC またはオペレーティングシステムのどちらによって使用されるかを特定する USB 管理ポートモードの設
定。
● デバイスが USB の仕様で許容されている電力要件を超過するときに生成される過電流アラートの表示。WS イベントを生成す
るための過電流アラートの設定。
● デバイスが接続されているときの FQDD、デバイスの説明、プロトコル、ベンダー ID、製品 ID などの USB デバイスのインベン
トリの表示。
● iDRAC 監視対象の USB ポートに挿入されている USB ドライブに保存されたファイルを使用したサーバーの設定。この設定によ
り、進捗状況を追跡するジョブの作成、および Lifecycle ログへの結果のログ記録が可能になります。詳細については、http://
en.community.dell.com/techcenter/extras/m/white_papers/20440551/download を参照してください。
メモ: USB の構成設定は、USB ドライブからのシステムの設定を許可するかどうかを制御します。デフォルト設定は、iDRAC
ユーザーパスワードと BIOS がデフォルトのままであるときに限り、USB から設定を適用します。
USB デバイス管理の詳細については、en.community.dell.com/techcenter/systems-management/w/wiki/1906.dcim-library-
profile.aspx で入手できる
『
USB
デバイスプロファイル』
文書を参照してください。
監視
さまざまな Lifecycle Controller-Remote Services 機能を使って、ライフサイクルを通してシステムを監視できます。現行および工場
出荷時のハードウェアインベントリ、Lifecycle ログ、システムイベントログ、ファームウェアインベントリなどの機能がシステム
の監視に役立ちます。
システムインベントリの収集
Collect System Inventory On Restart (CSIOR)が有効に設定されていると、システムが再起動するたびに Lifecycle Controller がイン
ベントリを実行し、すべてのハードウェアの設定情報を収集します。さらに、システムインベントリ収集では、ハードウェアのあ
らゆる変更も検出されます。部品交換機能が有効で、CSIOR が交換された管理下ハードウェアを検知すると、Lifecycle Controller
は、以前のシステム再起動時に収集されたインベントリに基づいて、新しくインストールされたデバイス上に以前の設定とファー
ムウェアを復元します。
CSIOR がデフォルトで有効に設定されている場合は、Lifecycle Controller を使用してローカルで、または WS-MAN を使用してリモ
ートで設定を無効にできます。設定を次のいずれかに変更することができます。
● 有効 - ハードウェアインベントリと設定情報は、システムが再起動するたびに収集されます。システム内に存在するハードウェ
アに応じて、システムインベントリの収集が起動時間に影響する可能性があります。
● 無効 - ハードウェアインベントリおよび設定情報は、システムが再起動するたびに収集されません。多くの機能の使用可能性
は、インベントリ情報アップデートに依存します。CSIOR が無効になっているとき、Easy Restore や Part Replacement などの機
能には最新の情報が含まれない可能性があります。OMSA や DTK などの帯域内ツールは、CSIOR が無効になっている場合に
14 Remote Services の機能