Install Guide

メモ: CentOS では、自動テクニカルサポートレポート収集機能はサポートされていません。
NVMe PCIe SSD デバイスの取り外しの準備
Non-Volatile Memory ExpressNVMePheripheral Component Interconnect ExpressPCIeソリッドステートドライブSSD
は、システムをシャットダウンまたは再起動することなく取り外すことができます。デバイスを取り外しているときは、デ
ータの損失を防ぐために、そのデバイスに関連付けられているすべてのアクティビティを停止する必要があります。データ
の損失を防ぐには、すべてのデバイスに関連付けられたバックグラウンドアクティビティを停止する取り外し準備オプショ
ンを使用してください。その後、NVMe PCIe SSD を物理的に取り外すことができます。
リモート iDRAC ハードリセット
iDRAC を使用して、重要なシステムハードウェア、ファームウェア、またはソフトウェアの問題について対応サーバーを監
視することができます。時折、iDRAC はさまざまな理由で応答しなくなることがあります。このような場合は、サーバーを
ソケットから引き抜いてオフにする必要がある場合があります。その後、iDRAC をリセットすることができます。
リモート iDRAC ハードリセット機能を使用すれば、iDRAC が応答しなくなったときにはいつでも、サーバーをシャットダウ
ンする必要なくリモート iDRAC リセット操作を実行することができます。iDRAC をリモートにリセットするには、ホスト
OS での管理者権限を持っていることを確認してください。リモート iDRAC ハードリセット機能はデフォルトで有効となっ
ています。
ホスト OS(実験的機能)経由の iDRAC アクセス
デルの PowerEdge サーバーを使用すると、iDRAC 専用ネットワークを構成することにより、iDRAC を介したデバイスのハー
ドウェアまたはファームウェアの管理が可能になります。専用ネットワークポート経由で GUIWSMANRACADM および
Redfish クライアントなどの iDRAC インタフェースにアクセスすることができます。
ハードウェアまたはファームウェアを管理するための前提条件は、デバイスおよびサポートされている iDRAC インターフェ
イス間に専用接続を設けることです。ホスト
OS 機能を介した iDRAC アクセスの使用により、デバイスと iDRAC 専用ネット
ワーク間に接続に関わらず、OS IP またはホストから iDRAC インタフェースに接続することができます。この機能では、
iDRAC がサーバーに接続されていなくても、ハードウェアまたはファームウェアを監視することが可能になります。
メモ: この機能を設定した後、URL login.html を追加してオペレーティングシステムから iDRAC にアクセスします。
たとえば、
https:// <IP address>:<listen port number>/login.html のようにします。
iDRAC SNMP
アラートの帯域内サポート
帯域外サーバー管理および監視ツールである iDRAC を使用して、SNMP トラップ / アラートをログに記録することができま
す。ただし、帯域内エージェントを使用するホスト
OS システムマネージメントの観点では、iDRAC から受信するトラップよ
りもホスト OS から受信される SNMP アラートが優先されます。SNMP アラートが iDRAC から受信された場合、アラートは
システム IP からではなく iDRAC IP からのものであるため、このアラートのソースを識別することが難しくなります。
iDRAC サービスモジュール 2.4 を使用することにより、iDRAC によって生成されるアラートに類似する SNMP アラートをホ
スト OS から受信できます。
メモ: この機能はデフォルトで無効になっています。帯域内 SNMP アラートメカニズムは iDRAC SNMP アラートメカ
ニズムと共存可能ではありますが、記録されたログには両方のソースからの重複した SNMP アラートが含まれる場合
があります。両方を使用する代わりに、帯域内または帯域外のオプションのいずれかを使用することが推奨されます。
メモ: 帯域内 SNMP 機能は、バージョンが最小 2.30.30.30 iDRAC ファームウェアを持つ第 12 世代以降のデル
PowerEdge Server で使用することができます。
メモ: iDRAC サービスモジュールのカスタムインストール中に帯域内 SNMP アラート機能を有効にする場合、デフォル
トで Lifecycle ログレプリケーション 機能が有効です。
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