Users Guide
Table Of Contents
- Dell Lifecycle Controller GUI v2.40.40.40 ユーザーズガイド
- はじめに
- Lifecycle Controller の使用
- オペレーティングシステムの導入
- 監視
- ファームウェアアップデート
- 設定
- 保守
- 使いやすいシステムコンポーネント名
- セットアップユーティリティとブートマネージャの使用
- トラブルシューティングとよくあるお問い合わせ(FAQ)
● セキュアな環境 — リモートサーバーへのセキュアなアクセスを提供することにより、管理者はサーバーおよびネットワークのセ
キュリティを維持しながら、重要な管理作業を行うことができます。
● 高度な組み込み型管理 — Lifecycle Controller は、Dell OpenManage Essentials 、パートナーコンソール、および Redfish UI と統合
されたローカル導入のための LC GUI と、リモート導入のためのリモートサービス(wsman)インタフェースを使用することによ
って、導入および簡素化された保守性を実現します。
iDRAC の詳細については、dell.com/support/home で『Integrated Dell Remote Access Controller
ユ
ー
ザ
ー
ズガイド
』を参照してくだ
さい。wsman の詳細については、delltechcenter.com/lc で『Dell Lifecycle Controller GUI
ユ
ー
ザ
ー
ズガイド
』を参照してください。
本リリースの新機能
本リリースでサポートされているアップデートは、次のとおりです。
● Windows 2016 および Red Hat Enterprise Linux 6.8 オペレーティングシステムのサポートを追加。
● Redfish インタフェースを使用したサーバー設定プロファイルのエクスポートおよびインポートのサポートを追加。
● PowerEdge C4130 および R730 サーバー用 M4 GPU および M40 24GB GPU のサポートを追加。
● 強化された Lifecycle Controller ロギングのサポートを追加。
● PowerEdge R830 プラットフォームでの Emulex および Qlogic FC カードのサポートを追加。
● R730xd でのデュアル HBA330 のサポートを追加。
● PowerEdge C6320 向け x520 10Gbe デュアルポート SFP+Mezz のサポートを追加。
● SATADOM フラッシュメモリモジュールのサポートを追加。
● PowerEdge FX2 シャーシ向け 2400 W 電源装置のサポートを追加。
● PowerEdge R830 プラットフォーム上での 1100 W PSU のサポートを追加。
● 1100 W 混在モード PSU(380 vdc)のサポートを追加。
● 以下の PSU のファームウェアアップデートのサポートを追加:
○ Flextronics 1600 W PSU
○ PSU 1100 W -48v DC サポート(DSS 2500)
○ PSU 550 W HVDC PSU サポート(DSS 1500/1510)
○ 1100 W 240V DC および 220 V AC
○ 13G Lite-On 750 W PSU
○ 13G Lite-On 1100 W PSU
主な機能
Lifecycle Controller の主な機能は以下のとおりです。
● プロビジョニング — 統一インターフェースからの、プリオペレーティングシステム全体の設定
● 導入 — Lifecycle Controller の組み込みドライバを使用する、簡素化されたオペレーティングシステムのインストールです。
Microsoft Windows および Red Hat Linux 7 オペレーティングシステムでは、無人インストールモードを使用することができます。
● downloads.dell.com からオペレーティングシステムインストール用のドライバをダウンロードします。
● パッチまたはアップデート — オペレーティングシステムに依存せず、downloads.dell.com からのアップデートへの直接アクセ
スによってメンテナンスダウンタイムが短縮されます。実用可能なロールバックバージョンを維持することにより、ファームウ
ェアのアップデートを簡素化します。
● サービス — ハードディクスドライブに依存せずに診断を継続的に行うことができ、Dell PowerEdge ストレージコントローラ、
NIC、電源装置ユニットなどのコンポーネントの交換中にファームウェアを自動的にフラッシュする機能があります。ネットワ
ーク構成の VLAN をサポートします。
● システムの消去 — サーバーの選択されたコンポーネントにあるサーバーおよびストレージ関連のデータを削除します。これによ
り、サーバー上の BIOS、Lifecycle Controller データ(LC ログ、設定データベース、ロールバックファームウェアバージョン)、
iDRAC 設定、およびストレージコンポーネントについての情報を削除することができます。
メモ: iDRAC ライセンスファイルを削除することはできません。
● セキュリティ — ローカルキー暗号化をサポートします。
● 拡張セキュリティ — TLS 1.2、1.1、1.0 のサポート。セキュリティを強化するために、デフォルト設定は TLS 1.1 以上。
● サーバの復元 — サーバープロファイル(RAID 設定を含む)をバックアップし、サーバーを以前の既知の状態に復元します。シ
ステム基板の交換時には、サーバーライセンスのインポート、ファームウェアのロールバック、およびシステム設定の復元を行
います。
● ハードウェアインベントリ — 現在および工場出荷時のシステム設定に関する情報を提供します。
● トラブルシューティングのための Lifecycle Controller ログです。
8 はじめに