Users Guide
Table Of Contents
- Dell Lifecycle Controller GUI v2.40.40.40 ユーザーズガイド
- はじめに
- Lifecycle Controller の使用
- オペレーティングシステムの導入
- 監視
- ファームウェアアップデート
- 設定
- 保守
- 使いやすいシステムコンポーネント名
- セットアップユーティリティとブートマネージャの使用
- トラブルシューティングとよくあるお問い合わせ(FAQ)
アップデートの選択と適用
1. アップデートを選択して適用するには、[使用可能なシステムアップデート] 表から、ファームウェアをアップデートするコン
ポーネントに対応するチェックボックスを選択します。選択後、選択したファームウェアのカタログ ID 詳細が次のフォーマット
で表示されます。
[リリース日:YYYY-MM-DD]
[ソース:USB ドライバ、CD、または DVD(<]
[デバイスタイプ]
[>):\<]
[
.exe
フォ
ー
マットのファ
ー
ムウェアファイル名]
[>]。
Lifecycle Controller は、デフォルトで現行のアップデートが使用できるコンポーネントを選択します。
2. [適用] をクリックします。アップデートプロセスの完了後は、システムが再起動される場合があります。複数のアップデート
を適用する場合は、アップデートとアップデートの間にシステムが再起動し、Lifecycle Controller に戻ってアップデートを続行す
る場合があります。
メモ: システムは、オペレーティングシステムドライバパックおよびハードウェア診断のアップデート後には再起動しません。
メモ: Lifecycle Controller を使用して電源装置ユニット(PSU)のファームウェアをアップデートする間、最初のタスク後にシス
テムの電源が切れます。PSU ファームウェアのアップデートには数分間かかり、その後サーバーに電源が自動投入されます。
ファームウェアのロールバック
Lifecycle Controller では、BIOS、iDRAC With Lifecycle Controller、RAID コントローラ、NIC、エンクロージャ、バックプレーン、ファ
イバチャネルカード、電源装置ユニット(PSU)などのコンポーネントファームウェアの以前インストールしたバージョンへのロー
ルバックを行うことができます。この機能は、現在のバージョンに問題があり、以前インストールされていたバージョンへ戻したい
場合に使用してください。
単一の iDRAC および Lifecycle Controller ファームウェアを持つデルの 13 世代 PowerEdge サーバーでは、iDRAC ファームウェアをロ
ールバックすると、Lifecycle Controller ファームウェアもロールバックされます。ただし、ファームウェアバージョンが 2.xx.xx.xx の
第 12 世代 PowerEdge サーバーでは、Lifecycle Controller ファームウェアをバージョン 1.x.x などの以前のバージョンにロールバックし
たい場合は、まず iDRAC を以前のバージョンにロールバックしてから、Lifecycle Controller をロールバックする必要があります。
iDRAC ファームウェアバージョンが 2.xx.xx.xx である場合は、Lifecycle Controller を以前のバージョンにロールバックすることはでき
ません。
● Dell Diagnostics(診断)、オペレーティングシステムドライバパック、CPLD、およびオペレーティングシステムコレクタツール
は、以前のバージョンにロールバックすることはできません。
● 以前のバージョンへのロールバックは、コンポーネントファームウェアが最低 1 回異なるバージョンへアップデートされている場
合にのみ実行できます。
● iDRAC ファームウェアの場合を除き、現在のバージョンと以前のバージョンが同じ場合は、以前のバージョンのファームウェア
は表示されません。
● ファームウェアイメージがアップデートされるたびに、以前のバージョンのファームウェアのイメージがバックアップされます。
● ロールバック操作を実行するたびに、以前インストールされていたファームウェアが現在のバージョンになります。ただし、
iDRAC の場合は、以前インストールされていたバージョンが現在のバージョンになり、現在のバージョンが以前のバージョンと
して保存されます。
● ファームウェアの以前のバージョンは、ファームウェアのアップデートに Lifecycle Controller の [Firmware Update](ファームウ
ェアアップデート)機能、Lifecycle Controller-Remote Services、またはオペレーティングシステムからの Dell Update Package
(DUP)のいずれかのツールが使用された場合に限り、使用することができます。
メモ: 第 13 世代 PowerEdge サーバーでは、ファームウェアバージョン 1.x.x 以前にロールバックすることはできません。
関連タスク
以前のファームウェアバージョンへのロールバック 、p. 40
以前のファームウェアバージョンへのロールバック
[ファームウェアロールバック] 機能を使用して、ファームウェアを以前のバージョンへロールバックすることができます。
メモ: ファームウェアを 1 度だけアップデートした場合、ロールバック機能が工場出荷時にインストールされたコンポーネント
ファームウェアイメージに戻るオプションを提供します。ファームウェアを 複数回アップデートした場合、工場出荷時のイメー
ジは上書きされており、そこに戻ることはできなくなります。
40 ファームウェアアップデート