Users Guide
OS から iDRAC へのパススルーを有効化する前に、以下を確認してください。
• iDRAC は、専用 NIC または共有モードを使用するように設定されている。(NIC の選択が、LOM の 1 つに割り当てられていることを意味す
る。)
• ホストオペレーティングシステムと iDRAC が同一サブネットおよび同一 VLAN 内にある。
• ホストオペレーティングシステム IP アドレスが設定されている。
• OS から iDRAC へのパススルー機能をサポートするカードが装備されている。
• 設定権限がある。
この機能を有効にする場合は、以下に留意してください。
• 共有モードでは、ホストオペレーティングシステムの IP アドレスが使用されます。
• 専用モードでは、ホストオペレーティングシステムの有効な IP アドレスを指定する必要があります。複数の LOM がアクティブになっている場合
は、最初の LOM の IP アドレスを入力します。
OS から iDRAC のパススルー機能が有効化後も機能しない場合は、次の点をチェックするようにしてください。
• iDRAC 専用 NIC ケーブルが正しく接続されている。
• 少なくとも 1 つの LOM がアクティブになっている。
メモ: デフォルト IP アドレスを使用します。USB NIC インタフェースの IP アドレスが iDRAC またはホスト OS IP アドレスと同じネットワ
ークサブネット内にないことを確認してください。この
IP アドレスがホストシステムまたはローカルネットワークのその他インタフェースの
IP アドレスと競合する場合は、その IP アドレスを変更する必要があります。
メモ: 169.254.0.3 および 169.254.0.4 の IP アドレスは使用しないでください。これらの IP アドレスは、A/A ケーブル使用時の前面パ
ネルの USB NIC ポート用に予約されています。
関連するリンク
OS から iDRAC へのパススルー用の対応カード
USB NIC 対応のオペレーティングシステム
ウェブインタフェースを使用した OS to iDRAC パススルーの有効化または無効化
RACADM を使用した OS から iDRAC へのパススルーの有効化または無効化
iDRAC 設定ユーティリティを使用した OS から iDRAC へのパススルーの有効化または無効化
OS から iDRAC へのパススルー用の対応カード
次の表には、LOM を使用した OS から iDRAC へのパススルー機能をサポートするカードのリストが示されています。
表 11. :LOM を使用した OS から iDRAC へのパススルー — 対応カード
カテゴリ 製造元 タイプ
NDC Broadcom
• 5720 QP rNDC 1G BASE-T
• 57810S DP bNDC KR
• 57800S QP rNDC(10G BASE-T + 1G BASE-T)
• 57800S QP rNDC(10G SFP + 1G BASE-T)
• 57840、10G KR(4 個)
• 57840 rNDC
Intel
• i540 QP rNDC(10G BASE-T + 1G BASE-T)
• i350 QP rNDC 1G BASE-T
• x520/i350 rNDC 1GB
QLogic
QMD8262 ブレード NDC
組み込み型 LOM カードも OS から iDRAC へのパススルー機能に対応しています。
次のカードは、OS から iDRAC へのパススルー機能をサポートしません。
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