Users Guide
メモ: オプションの詳細については、『iDRAC 設定ユーティリティオンラインヘルプ』を参照してください。
1. NIC の有効化 で、有効 オプションを選択します。
2. NIC の選択 ドロップダウンメニューから、ネットワーク要件に基づいて次のポートのうちひとつを選択します。
• 専用 — リモートアクセスデバイスが、リモートアクセスコントローラ(RAC)上で利用可能な専用ネットワークインタフェースを使用できるよ
うにします。このインタフェースは、ホストオペレーティングシステムとは共有されず、管理トラフィックを別の物理ネットワークにルーティングし
ます。それにより、管理トラフィックをアプリケーショントラフィックから分離することが可能になります。
このオプションを選択すると、iDRAC の専用ネットワークポートがそのトラフィックをサーバーの LOM または NIC ポートとは個別にルーティ
ングします。ネットワークトラフィックの管理に関しては、専用オプションを使用することにより、ホスト LOM または NIC に割り当てられる IP
アドレスではなく、同じサブネットまたは異なるサブネットからの IP アドレスを iDRAC に割り当てることができます。
メモ: ブレードサーバーの場合、専用オプションは シャーシ(専用) として表示されます。
• LOM1
• LOM2
• LOM3
• LOM4
メモ: ラックサーバーとタワーサーバーの場合、サーバーモデルに応じて、2 つの LOM オプション(LOM1 と LOM2)、または 4 つの
すべての LOM オプションを使用することができます。NDC ポート 2 個を備えたブレードサーバーでは 2 つの LOM オプション
(LOM1 と LOM2)が使用可能で、NDC ポート 4 個を備えたサーバーでは 4 つのすべての LOM オプションが使用可能です。
メモ: NDC を 2 個備えたフルハイトサーバーではハードウェア仲裁がサポートされないため、次の bNDC では共有 LOM がサポ
ートされません。
• Intel 2P X520–k bNDC 10 G
• Emulex OCM14102–N6–D bNDC 10 Gb
• Emulex OCm14102-U4-D bNDC 10 Gb
• Emulex OCm14102-U2-D bNDC 10 Gb
• QLogic QMD8262–k DP bNDC 10 G
3. フェイルオーバーネットワーク ドロップダウンメニューから、残りの LOM のひとつを選択します。ネットワークに障害が発生すると、トラフィックは
そのフェイルオーバーネットワーク経由でルーティングされます。
たとえば、LOM1 がダウンしたときに iDRAC のネットワークトラフィックを LOM2 経由でルーティングするには、NIC の選択 に LOM1、フェール
オーバーネットワーク
に LOM2 を選択します。
メモ: NIC の選択 ドロップダウンメニューで 専用 を選択した場合、このオプションはグレー表示になります。
メモ: フェールオーバーは、下記の Emulex rNDC および bNDC における共有 LOM ではサポートされていません。
• Emulex OCM14104-UX-D rNDC 10 Gbx
• Emulex OCM14104-U1-D rNDC 10 Gb
• Emulex OCM14104-N1-D rNDC 10 Gb
• Emulex OCM14104B-N1-D rNDC 10 Gb
• Emulex OCM14102-U2-D bNDC 10 Gb
• Emulex OCM14102-U4-D bNDC 10 Gb
• Emulex OCM14102-N6-D bNDC 10 Gb
メモ: Dell PowerEdge FM120x4 および FX2 のサーバーでは、シャーシのスレッド設定で フェールオーバーネットワーク がサポー
トされません。シャーシのスレッド設定の詳細に関しては、dell.com/idracmanuals にある『Chassis Management Controller
(CMC)ユーザーズガイド』を参照してください。
メモ: PowerEdge FM120x4 サーバーでは、拡張ネットワークアダプタの分離を設定する間、LOM2 がホストシステム上で無効
になっており、
iDRAC NIC 用に選択されていないことを確認してください。シャーシスレッド設定の詳細に関しては、dell.com/
idracmanuals にある、『Dell Chassis Management Controller(CMC)ユーザーズガイド』を参照してください。
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