Users Guide
システム消去を実行する前に、以下を確認します。
• iDRAC サーバー制御権限がある。
• Lifecycle Controller が有効化されている。
Lifecycle Controller のデータ オプションでは、LC ログ、設定データベース、ロールバックのファームウェア、工場出荷時のログ、FP SPI(または管理
ライザ
)からの設定情報などのコンテンツが削除されます。
メモ: Lifecycle Controller ログには、システム消去の要求に関する情報と、iDRAC の再起動時に生成された情報が含まれます。以
前の情報はすべて削除されます。
SystemErase コマンドを使用して、1 つまたは複数のシステムコンポーネントを削除できます。
racadm systemErase <BIOS | DIAG | DRVPACK | LCDATA | IDRAC >
ここで、
• BIOS — デフォルトへの BIOS のリセット
• DIAG — 内蔵診断機能
• DRVPACK — 組み込み OS ドライバパック
• LCDATA — Lifecycle Controller データの消去
• iDRAC — デフォルトへの iDRAC のリセット
詳細については、dell.com/esmmanuals にある『iDRAC RACADM コマンドラインリファレンスガイド』を参照してください。
メモ: デルテックセンターのリンクはデルブランドのシステムの iDRAC GUI に表示されます。WS-Man コマンドを使用してシステムデータ
を消去し、リンクをもう一度表示する場合は、ホストを手動で再起動し
CSIOR が実行するまで待機します。
工場出荷時のデフォルト設定への iDRAC のリセット
iDRAC 設定ユーティリティまたは iDRAC ウェブインタフェースを使用して iDRAC を工場出荷時のデフォルト設定にリセットできます。
iDRAC
ウェブインタフェースを使用した
iDRAC
の工場出荷時デフォルト設定へのリセット
iDRAC ウェブインタフェースを使用して iDRAC を工場出荷時のデフォルト設定にリセットするには、次の手順を実行します。
1. 概要 → サーバー → トラブルシューティング → 診断 と移動します。
診断コンソール ページが表示されます。
2. iDRAC をデフォルト設定にリセット をクリックします。
完了ステータスはパーセントで表示されます。iDRAC が再起動し、工場出荷時のデフォルト設定が復元されます。iDRAC IP はリセットさ
れ、アクセスできなくなります。
IP は前面パネルまたは BIOS を使用して設定できます。
iDRAC 設定ユーティリティを使用した iDRAC の工場出荷時デフォルト設定へのリセット
iDRAC 設定ユーティリティを使用して iDRAC を工場出荷時のデフォルト値にリセットするには、次の手順を実行します。
1. iDRAC 設定のデフォルトへのリセット に移動します。
iDRAC 設定のデフォルトへのリセット ページが表示されます。
2. はい をクリックします。
iDRAC のリセットが開始されます。
3. 戻る をクリックして、同じ iDRAC 設定のデフォルトへのリセット ページに移動し、リセットの成功を示すメッセージを確認します。
296