Users Guide
[2] 500 シリーズ以下のラックおよびタワーサーバーでは、この機能を有効にするためにハードウェアカードが必要です。このハードウェアは追加料金
で提供されています。
[3] リモートのエージェントフリーアップデート機能は IPMI を使用する場合にのみ使用可能です。
[4] IPMI を使用する場合にのみ使用可能です。
[5] ターゲットサーバーに OMSA エージェントが必要です。
iDRAC にアクセスするためのインタフェースとプロトコル
次の表は、iDRAC にアクセスするためのインタフェースのリストです。
メモ: 複数のインタフェースを同時に使用すると、予期しない結果が生じることがあります。
表 3. iDRAC にアクセスするためのインタフェースとプロトコル
インタフェースまたはプロ
トコル
説明
iDRAC 設定ユーティリティ
iDRAC 設定ユーティリティを使用して、プレオペレーティングシステム処理を実行します。iDRAC 設定ユーティリティ
には、他の機能とともに
iDRAC ウェブインタフェースで使用可能な機能のサブセットが含まれます。
iDRAC 設定ユーティリティにアクセスするには、起動中に <F2> を押し、セットアップユーティリティメインメニュー
ページで iDRAC 設定 をクリックします。
iDRAC ウェブインタフェース iDRAC ウェブインタフェースを使用して、iDRAC の管理および管理下システムの監視を行います。ブラウザは、
HTTPS ポートを介してウェブサーバーに接続します。データストリームは 128 ビット SSL を使用して暗号化され、プ
ライバシーと整合性を提供します。HTTP ポートへの接続はすべて HTTPS にリダイレクトされます。システム管理
者は、
SSL CSR 生成プロセスで独自の SSL 証明書をアップロードして、ウェブサーバーをセキュア化することができ
ます。デフォルトの HTTP および HTTPS ポートは変更可能です。ユーザーアクセスはユーザー権限に基づきます。
RACADM
このコマンドラインユーティリティを使用して、iDRAC およびサーバーの管理を実行します。RACADM はローカルおよ
びリモートで使用できます。
• ローカル RACADM コマンドラインインタフェースは、Server Administrator がインストールされた管理下システム
で実行されます。ローカル RACADM は、帯域内 IPMI ホストインタフェースを介して iDRAC と通信します。こ
れはローカルの管理下システムにインストールされるため、このユーティリティを実行するために、ユーザーはオペ
レーティングシステムにログインする必要があります。ユーザーがこのユーティリティを使用するには、完全な
Administrator 権限を持っているか、ルートユーザーである必要があります。
• リモート RACADM は、管理ステーションで実行されるクライアントユーティリティです。これは、管理下システム
で
RACADM コマンドを使用するために帯域外ネットワークインタフェースを使用し、HTTP チャネルも使用しま
す。–r オプションは、ネットワークで RACADM コマンドを実行します。
• ファームウェア RACADM は、SSH または Telnet を使用して iDRAC にログインしすることによってアクセスできま
す。ファームウェア RACADM コマンドは、iDRAC IP、ユーザー名、またはパスワードを指定しないで実行できま
す。
• ファームウェア RACADM コマンドを実行するために、iDRAC IP、ユーザー名、またはパスワードを指定する必要
はありません。
RACADM プロンプトの起動後、racadm プレフィックスを付けずに直接コマンドを実行できます。
サーバー LCD パネル / シ
ャーシ
LCD パネル
サーバー前面パネルの LCD を使用して、次の操作を行うことができます。
• アラート、iDRAC IP または MAC アドレス、ユーザーによるプログラムが可能な文字列の表示
• DHCP の設定
• iDRAC 静的 IP 設定の設定
ブレードサーバーでは、LCD はシャーシの前面パネルにあり、すべてのブレード間で共有されています。
サーバーを再起動しないで iDRAC をリセットするには、システム識別ボタン を 16 秒間押し続けます。
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