Users Guide
例:vmcli -r iDRAC-IP-address:iDRAC-SSL-port
このパラメータは、VMCLI による指定したサーバーへの接続、iDRAC へのアクセス、指定した仮想メディアへのマップを可能にします。
メモ: VMCLI 構文では大文字と小文字が区別されます。
セキュリティ確保のため、次の VMCLI パラメータを使用することをお勧めします。
• vmcli -i — VMCLI を開始するためのインタラクティブな方法を有効にします。これにより、別のユーザーがプロセスを確認する際にユーザ
ー名とパスワードが表示されないようになります。
• vmcli -r <iDRAC-IP-address[:iDRAC-SSL-port]> -S -u <iDRAC-user-name> -p <iDRAC-user-
password> -c {< device-name > | < image-file >} — iDRAC CA 証明書が有効かどうかを示します。証明書が有効で
ない場合は、このコマンドの実行時に警告メッセージが表示されますが、コマンドは正常に実行され、
VMCLI セッションが確立されます。
VMCLI パラメータの詳細については、『VMCLI ヘルプ』または VMCLI Man ページを参照してください。
関連するリンク
仮想メディアにアクセスするための VMCLI コマンド
VMCLI オペレーティングシステムのシェルオプション
仮想メディアにアクセスするための VMCLI コマンド
次の表に、さまざまな仮想メディアへのアクセスに必要な VMCLI コマンドを示します。
表
37. VMCLI コマンド
仮想メディア コマンド
フロッピードライブ
vmcli -r [RAC IP or hostname] -u [iDRAC user
name] -p [iDRAC user password] -f [device
name]
起動可能なフロッピーまたは USB キーイメージ
vmcli -r [iDRAC IP address] [iDRAC user name]
-p [iDRAC password] -f [floppy.img]
-f オプションを使用した CD ドライブ
vmcli -r [iDRAC IP address] -u [iDRAC user
name]
-p [iDRAC password] -f [device name]|[image
file]-f [cdrom - dev
]
起動可能な CD/DVD イメージ
vmcli -r [iDRAC IP address] -u [iDRAC user
name]
-p [iDRAC password] -c [DVD.img]
ファイルが書き込み禁止になっていない場合、仮想メディアがイメージファイルに書き込みを行う場合があります。仮想メディアがメディアに書き込み
を行わないことを確実にするには、次の手順を実行します。
• 上書きされないようにする必要があるフロッピーイメージファイルを書き込み禁止にするように、オペレーティングシステムを設定します。
• デバイスの書き込み禁止機能を使用します。
読み取り専用のイメージファイルを仮想化するとき、複数セッションで同じイメージメディアを同時に使用できます。
物理ドライブを仮想化すると、その物理ドライブには一度に 1 つのセッションしかアクセスできなくなります。
VMCLI オペレーティングシステムのシェルオプション
VMCLI では、シェルオプションを使用して次のオペレーティングシステム機能を有効にします。
• stderr/stdout redirection — 表示されたユーティリティの出力をファイルにリダイレクトします。
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