Users Guide
メモ: 永続性ポリシーが有効で、CNA デバイスのパーティションで仮想アドレス、イニシエータ、またはストレージターゲットが設定され
ている場合は、
VirtualizationMode またはパーティションのパーソナリティを変更する前に、仮想アドレス、イニシエータ、およびストレ
ージターゲットに設定された値をリセットまたはクリアしないでください。永続性ポリシーを無効にすると、アクションは自動的に実行され
ます。設定ジョブを使用して、仮想アドレスの属性を 0 に、イニシエータとストレージターゲットの値を iSCSI イニシエータとストレージ
ターゲットのデフォルト値に定義された通りに明示的に設定することもできます。
関連するリンク
I/O アイデンティティ最適化の有効化または無効化
iDRAC ウェブインタフェースを使用した永続性ポリシーの設定
永続性ポリシーを設定するには、次の手順を実行します。
1. iDRAC ウェブインタフェースで、概要 → ハードウェア → ネットワークデバイス と移動します。
ネットワークデバイス ページが表示されます。
2. I/O アイデンティティ最適化 タブをクリックします。
3. 永続性ポリシー セクションで、それぞれの永続性ポリシーに対して次の 1 つまたは複数選択します。
• A/C 電源喪失 - AC 電源喪失状況が発生した場合に持続される仮想アドレスまたはターゲット設定。
• コールドブート - コールドリセット状況が発生した場合に持続される仮想アドレスまたはターゲット設定。
• ウォームブート - ウォームリセット状況が発生した場合に持続される仮想アドレスまたはターゲット設定。
4. 適用 をクリックします。
永続性ポリシーが設定されます。
RACADM を使用した永続性ポリシーの設定
永続性ポリシーを設定するには、次の racadm オブジェクトと set サブコマンドを使用します。
• 仮想アドレスには、iDRAC.IOIDOpt.VirtualAddressPersistencePolicyAuxPwrd および
iDRAC.IOIDOpt.VirtualAddressPersistencePolicyNonAuxPwrd オブジェクトを使用
• イニシエータには、iDRAC.IOIDOPT.InitiatorPersistencePolicy オブジェクトを使用
• ストレージターゲットには、iDRAC.IOIDOpt.StorageTargetPersistencePolicy オブジェクトを使用
詳細については、dell.com/esmmanuals にある『iDRAC RACADM コマンドラインインタフェースリファレンスガイド』を参照してください。
iSCSI イニシエータとストレージターゲットのデフォルト値
次の表は、永続性ポリシーがクリアされたときの iSCSI イニシエータおよびストレージターゲットのデフォルト値の一覧です。
表 31. iSCSI イニシエータ - デフォルト値
iSCSI イニシエータ IPv4 モードでのデフォルト値 IPv6 モードでのデフォルト値
IscsiInitiatorIpAddr 0.0.0.0 ::
IscsiInitiatorIpv4Addr 0.0.0.0 0.0.0.0
IscsiInitiatorIpv6Addr :: ::
IscsiInitiatorSubnet 0.0.0.0 0.0.0.0
IscsiInitiatorSubnetPrex 0 0
IscsiInitiatorGateway 0.0.0.0 ::
IscsiInitiatorIpv4Gateway 0.0.0.0 0.0.0.0
IscsiInitiatorIpv6Gateway :: ::
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