Users Guide
ドライブに対する予測障害分析の監視
ストレージ管理は、SMART 対応の物理ディスクに対する SMART(Self Monitoring Analysis and Reporting
Technology)
をサポートします。
SMART は各ディスクに対して予測障害分析を行い、ディスク障害が予測された場合はアラートを送信しま
す。コントローラは物理ディスクで障害予測の有無をチェックし、存在する場合は、この情報を
iDRAC に渡
します。iDRAC はすぐにアラートを記録します。
非 RAID(HBA)モードでのコントローラの操作
コントローラが非 RAID モード(HBA モード)の場合、次のようになります。
• 仮想ディスクまたはホットスペアを使用できません。
• コントローラのセキュリティ状態が無効になります。
• すべての物理ディスクが非 RAID モードになります。
コントローラが非 RAID モードである場合は、次のことを実行できます。
• 物理ディスクの点滅 / 点滅解除。
• 次のプロパティの設定。
– 負荷バランスモード
– 整合性チェックモード
– 巡回読み取りモード
– コピーバックモード
– コントローラ起動モード
– 拡張自動インポート外部設定
– 再構築率
– 整合性チェック率
– 再構成率
– BGI 率
– エンクロージャまたはバックプレーンのモード
– 未設定領域の巡回読み取り
• 仮想ディスクに対して予期される RAID コントローラに適用可能な全プロパティの表示。
• 外部設定のクリア
メモ: 操作が非 RAID モードでサポートされていない場合は、エラーメッセージが表示されます。
コントローラが 非 RAID モードである場合、エンクロージャ温度プローブ、ファン、および電源装置を監視
することはできません。
複数のストレージコントローラでの RAID 設定ジョブの実行
サポートされている iDRAC インタフェースから、複数のストレージコントローラに対して操作を実行する際
は、次のことを確認してください。
• 各コントローラ上で個別にジョブを実行する。各ジョブが完了するのを待ってから、次のコントローラに
対する設定とジョブの作成を開始します。
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