Users Guide

Lifecycle Controller は、デフォルトで現行のアップデートが使用できるコンポーネントを選択します。
2. 適用 をクリックします。アップデートプロセスの完了後は、システムが再起動される場合があります。
複数のアップデートを適用する場合は、アップデートとアップデートの間にシステムが再起動し、
Lifecycle Controller に戻ってアップデートを続行する場合があります。
メモ: システムは、オペレーティングシステムドライバパックおよびハードウェア診断のアップデート
後には再起動しません。
メモ: Lifecycle Controller を使用して電源装置ユニット(PSU)のファームウェアをアップデートする
間、最初のタスク後にシステムの電源が切れます。PSU ファームウェアのアップデートには数分間かか
り、その後サーバーに電源が自動投入されます。
ファームウェアのロールバック
Lifecycle Controller では、BIOSiDRAC With Lifecycle ControllerRAID コントローラ、NIC、エンクロー
ジャ、バックプレーン、ファイバチャネルカード、電源装置ユニット
PSU)などのコンポーネントファー
ムウェアの以前インストールしたバージョンへのロールバックを行うことができます。この機能は、現在の
バージョンに問題があり、以前インストールされていたバージョンへ戻したい場合に使用してください。
単一の iDRAC および Lifecycle Controller ファームウェアを持つデルの 13 世代 PowerEdge サーバーでは、
iDRAC ファームウェアをロールバックすると、Lifecycle Controller ファームウェアもロールバックされま
す。ただし、ファームウェアバージョンが
2.xx.xx.xx の第 12 世代 PowerEdge サーバーでは、Lifecycle
Controller ファームウェアをバージョン 1.x.x などの以前のバージョンにロールバックしたい場合は、まず
iDRAC を以前のバージョンにロールバックしてから、Lifecycle Controller をロールバックする必要がありま
す。iDRAC ファームウェアバージョンが 2.xx.xx.xx である場合は、Lifecycle Controller を以前のバージョン
にロールバックすることはできません。
Dell Diagnostics(診断)、オペレーティングシステムドライバパック、CPLD、およびオペレーティング
システムコレクタツールは、以前のバージョンにロールバックすることはできません。
以前のバージョンへのロールバックは、コンポーネントファームウェアが最低 1 回異なるバージョンへア
ップデートされている場合にのみ実行できます。
iDRAC ファームウェアの場合を除き、現在のバージョンと以前のバージョンが同じ場合は、以前のバー
ジョンのファームウェアは表示されません。
ファームウェアイメージがアップデートされるたびに、以前のバージョンのファームウェアのイメージが
バックアップされます。
ロールバック操作を実行するたびに、以前インストールされていたファームウェアが現在のバージョンに
なります。ただし、iDRAC の場合は、以前インストールされていたバージョンが現在のバージョンにな
り、現在のバージョンが以前のバージョンとして保存されます。
ファームウェアの以前のバージョンは、ファームウェアのアップデートに Lifecycle Controller ファー
ムウェアアップデート 機能、Lifecycle Controller-Remote Services、またはオペレーティングシステム
からの
Dell Update PackageDUPのいずれかのツールが使用された場合に限り、使用することができ
ます。
メモ: 13 世代 PowerEdge サーバーでは、ファームウェアバージョン 1.x.x 以前にロールバックする
ことはできません。
関連タスク
以前のファームウェアバージョンへのロールバック
以前のファームウェアバージョンへのロールバック
ファームウェアロールバック 機能を使用して、ファームウェアを以前のバージョンへロールバックすること
ができます。
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