Users Guide
– 先読みなし
–
先読み
– 適応先読み
メモ: 従来世代の PERC コントローラは、先読みなし、先読み、および 適応先読み の読み
取りポリシー設定をサポートします。PERC 8 および PERC 9 では、先読み および 適応型
先読み
設定の機能が、コントローラレベルで同等となります。 下位互換性を保つ目的で、
一部の システム管理インタフェースおよび PERC 8 と 9 のコントローラで、読み取りポリ
シーの設定に 適応先読み が許可されています。PERC 8 または PERC 9 で 先読み または
適応型先読み の設定が可能であっても、機能の違いはありません。
• 編集ポリシー:書き込みキャッシュ - 書き込みキャッシュポリシーを、次のいずれかのオプションに
変更します。
– ライトスルー
– ライトバック
– ライトバックの強制
• 編集ポリシー:ディスクキャッシュ - ディスクキャッシュポリシーを、次のいずれかのオプションに
変更します。
– デフォルト
– Enabled(有効)
– 無効
• 初期化:高速 - 物理ディスク上のメタデータが更新され、それにより、すべてのディスク容量が今後
の書き込み操作に使用できるようになります。初期化オプションは、物理ディスク上の既存の情報が
消去されないのですぐに完了できますが、今後の書き込み操作により、物理ディスクに残された情報
が上書きされます。
• 初期化:完全 — 既存のデータとファイルシステムがすべて消去されます。
メモ: 初期化:完全 オプションは PERC H330 コントローラには適用できません。
• 整合性のチェック
• 仮想ディスクの暗号化 - 仮想ディスクドライブを暗号化します。コントローラが暗号化対応である
場合、セキュリティキーの作成、変更、または削除が可能です。
メモ: 仮想ディスクの暗号化 オプションは、仮想ディスクが自己暗号化ドライブ(SED)を使
用して作成された場合にのみ、使用できます。
• 専用ホットスペアの管理 - 物理ディスクを専用ホットスペアとして割り当て、または割り当て解除し
ます。有効な専用ホットスペアのみが表示されます。有効なホットスペアが存在しない場合、このセ
クションは、ドロップダウンメニューに表示されません。
これらのオプションの詳細については、『iDRAC オンラインヘルプ』を参照してください。
4. 操作モードの適用 ドロップダウンメニューから、設定を適用するタイミングを選択します。
5. 適用 をクリックします。
選択した操作モードに基づいて、設定が適用されます。
RACADM を使用した仮想ディスクの管理
仮想ディスクの管理には、次の RACADM コマンドを使用します。
• 仮想ディスクの削除:racadm storage deletevd:<VD FQDD>
• 仮想ディスクの初期化:racadm storage init:<VD FQDD> -speed {fast|full}
• 仮想ディスクの整合性のチェック:racadm storage ccheck:<vdisk fqdd>
• 仮想ディスクの暗号化:racadm storage encryptvd:<VD FQDD>
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