Users Guide
柔軟性を実現します。ツールは統合され、組み込まれていることから、オペレーティングシステムをフォー
マットまたは再インストールしてもツールが削除されることはなく、時間と費用の大幅な節約につながりま
す。
iDRAC With Lifecycle Controller を使用するメリット
次のメリットが挙げられます。
• 可用性の向上 — サーバー障害の防止、または障害後のリカバリ時間の短縮に役立つ、実際の障害と障害
の可能性の早期通知を行います。
• 生産性の向上および総所有コスト(TCO)の削減 — 管理者の管理範囲を遠隔地に存在するより多くのサ
ーバーに拡大できるため、交通費などの運用コストを削減しながら
IT スタッフの生産性を向上させるこ
とができます。
• セキュアな環境 — リモートサーバーへのセキュアなアクセスを提供することにより、管理者はサーバー
およびネットワークのセキュリティを維持しながら、重要な管理作業を行うことができます。
• Lifecycle Controller を使用した高度な組み込み型管理 — Lifecycle Controller は、ローカル導入のための
Lifecycle Controller GUI と、Dell OpenManage Essentials およびパートナーコンソールと一体化したリ
モート導入のための Remote Services(WS-Management)インタフェースにより、導入機能と簡素化さ
れた保守性を提供します。
iDRAC の詳細については、dell.com/support/home で『Integrated Dell Remote Access Controller ユーザ
ーズガイド』を参照してください。
WS-Man の詳細については、delltechcenter.com/lc で『Dell Lifecycle
Controller USC/USC-LCE ユーザーズガイド』を参照してください。
本リリースの新機能
本リリースの新機能は次のとおりです。
• 次の Dell PowerEdge サーバーのサポートを追加。
– PowerEdge FC332
– PowerEdge FC430
– PowerEdge FC830
– PowerEdge M830
• PowerEdge FX2 サーバーでの CMC DUP サポートの追加。
• デルの第 12 世代および第 13 世代 PowerEdge サーバー全体における、共通 iDRAC With Lifecycle
Controller
ファームウェアのサポート。
• iDRAC8 搭載の第 13 世代 PowerEdge サーバー、および iDRAC7 搭載の第 12 世代 PowerEdge サーバー
でのバージョン
2.10.10.10 のサポート。
– バージョン 2.xx.xx.xx から 2.10.10.10 への直接アップグレードのサポート。
メモ: 第 13 世代 PowerEdge サーバーでは、バージョン 1.x.x へのダウングレードを行うことは
できません。
メモ: 第 12 世代 PowerEdge サーバーでは、バージョン 1.x.x へのダウングレードが可能です。
この操作では、iDRAC のみがダウングレードされます。iDRAC のダウングレード後に、Lifecycle
Controller を 1.x.x にダウングレードすることをお勧めします。
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