Concept Guide
3. アップデートをスケジュールする。
4.
ジョブが終了するまでジョブを監視する。
メモ: 診断、ドライバパック、Lifecycle Controller、iDRAC などの即時アップデートをスケジュールす
る必要はありません。これらのアップデートプロセスは、ダウンロード状況から完了状況へと移行しま
す。これに対し、iDRAC アップデートは、ジョブが完了とマークされるときに iDRAC をリセットしま
す。
自動アップデートの詳細については、Dell TechCenter で入手できる
『
Dell PowerEdge
第
12
世代サーバー
での自動アップデート』
ホワイトペーパーを参照してください。
部品交換
部品交換機能は、RAID コントローラ、NIC または電源装置などの新しく交換されたコンポーネントのファー
ムウェア、設定、またはその両方を自動的にアップデートして、元の部品と一致させるために使用されます。
これはデフォルトで有効化されているライセンス対象機能です。
コンポーネントが交換され、部品交換機能が有効である場合、Lifecycle Controller によって実行される処置
は、POST 中にシステムモニタでローカルで表示されます。部品交換関連のプロパティは、WSMAN プロト
コルを使用してウェブサービスインタフェース経由でリモート設定することができます。
サーバープロファイル — エクスポートまたはインポート
Lifecycle Controller-Remote Service は、ホストシステムのサーバープロファイルをエクスポート(バック
アップ
)またはインポート(復元)できます。これらの操作は、通常マザーボード交換中に使用されます。
エクスポート機能は、システム情報、ファームウェアイメージ、ハードウェア構成、Lifecycle Controller 設
定、iDRAC ファームウェアおよび設定を収集し、その情報をローカルの vFlash SD カード、またはリモート
ネットワーク共有にある単一ファイルに保存します。インポート機能は、保存された設定をローカル
vFlash
SD カード、またはネットワーク共有からシステムに適用します。また vFlash SD カードまたはネットワーク
共有へ自動的にバックアップする機能も提供します。
自動アップデートの詳細については、delltechcenter.com で入手できる『Dell PowerEdge 第 12 世代サーバ
ーのサーバープロファイルの自動バックアップ』ホワイトペーパーを参照してください。
サーバーライセンス — インポート
Lifecycle Controller-Remote Services では、ホストシステムのサーバーライセンスのインポート(復元)が
可能です。これらの操作は、通常マザーボードの交換時に使用されます。USB ドライブ、または CIFS、NFS
などのネットワーク共有上に保存されているライセンスをインポートすることができます。
自動検出
iDRAC の自動検出機能は、新しく取り付けられたサーバーがプロビジョニングサーバーをホストするリモー
ト管理コンソールを自動的に検出することを可能にします。プロビジョニングサーバーは、管理コンソール
が新しく取り付けられた管理下システムを検出および管理できるように、iDRAC にカスタム管理ユーザー資
格情報を提供します。
自動検出機能が有効化された Dell システム(工場出荷時のデフォルト設定は無効)をご注文いただいた場
合、
iDRAC は DHCP が有効化され、ユーザーアカウントが無効化された状態で出荷されます。自動検出機能
が無効化されている場合は、iDRAC 設定 ユーティリティを使用して手動でこの機能を有効化し、デフォルト
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