Users Guide

ジョブを削除するにはサーバー制御権限が必要です。
RACADM を使用したステージングされたアップデートの表示と管理
RACADM を使用して、ステージングされたアップデートを表示するには、jobqueue サブコマンドを使用し
ます。詳細については、
dell.com/support/manuals にある『iDRAC8 RACADM コマンドラインインタフェ
ースリファレンスガイド』を参照してください。
デバイスファームウェアのロールバック
iDRAC または Lifecycle Controller によってサポートされているデバイスのファームウェアは、以前に別の
インタフェースを使用してアップグレードが行われた場合であっても、ロールバックすることができます。
たとえば、ファームウェアが Lifecycle Controller GUI を使用してアップグレードされた場合でも、iDRAC
ウェブインタフェースを使用してファームウェアをロールバックすることができます。また、1 回のシステ
ム再起動で複数のデバイスのファームウェアロールバックを実行できます。
単一の iDRAC および Lifecycle Controller ファームウェアを持つデルの 13 世代 PowerEdge サーバーでは、
iDRAC ファームウェアをロールバックすると、Lifecycle Controller ファームウェアもロールバックされま
す。ただし、ファームウェアバージョンが
2.xx.xx.xx の第 12 世代 PowerEdge サーバーでは、iDRAC
1.xx.xx などの以前のバージョンにロールバックしても、Lifecycle Controller ファームウェアバージョンはロ
ールバックされません。Lifecycle Controller の以前のバージョンへのロールバックは、iDRAC のロールバッ
ク後に行うことが推奨されます。
メモ: ファームウェアバージョン 2.10.10.10 搭載の第 12 世代 PowerEdge サーバーでは、iDRAC をロ
ールバックせずに
Lifecycle Controller 1.xx.xx にロールバックすることはできません。Lifecycle
Controller をロールバックするには、最初に iDRAC 1.xx.xx バージョンにロールバックする必要があ
ります。
次のコンポーネントのファームウェアロールバックを実行することができます。
Lifecycle Controller 使用 iDRAC
BIOS
ネットワークインタフェースカード(NIC
電源装置ユニット(PSU
RAID コントローラ
バックプレーン
メモ: ファームウェアロールバックは、診断、ドライバパック、および CPLD に対して実行することが
できます。
メモ: ファームウェアバージョン 1.xx.xx は、第 13 世代 PowerEdge システムではサポートされていま
せん。
ファームウェアをロールバックする前に、次を確認してください。
iDRAC ファームウェアをロールバックするための設定権限がある。
サーバー制御権限があり、iDRAC 以外のデバイスすべてのファームウェアをロールバックするために
Lifecycle Controller が有効化されている。
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