Users Guide
セキュリティキーの作成または変更
コントローラのプロパティを設定するときは、セキュリティキーを作成したり、変更したりすることができ
ます。コントローラの暗号化キーを使用して SED へのアクセスをロックまたはロック解除します。暗号化
キーは、暗号化対応コントローラ
1 台につき 1 つのみ作成できます。セキュリティキーはローカルキー管理
(LKM)機能を使用して管理されます。LKM を使用して、キー ID と、仮想ディスクの保護に必要なパスワー
ドまたはキーを生成します。LKM を使用している場合、セキュリティキー識別子とパスフレーズを指定して
暗号化キーを作成する必要があります。
このタスクは、HBA モードで実行されている PERC ハードウェアコントローラではサポートされません。
保留中の操作に追加 モードでセキュリティキーを作成し、ジョブが作成されていない場合に、セキュリティ
キーを削除すると、セキュリティキーを作成する保留中の操作がクリアされます。
ウェブインタフェースを使用したコントローラプロパティの設定
1. iDRAC ウェブインタフェースで、概要 → ストレージ → コントローラ → セットアップ と移動します。
コントローラのセットアップ ページが表示されます。
2. コントローラプロパティの設定 セクションの コントローラ ドロップダウンメニューから、設定するコ
ントローラを選択します。
3. 各種プロパティで必要な情報を指定します。
現在の値 列に、各プロパティの既存の値が表示されます。この値を変更するには、プロパティごとに 処
置 ドロップダウンメニューのオプションを選択します。
フィールドについては、『iDRAC オンラインヘルプ』を参照してください。
4. 操作モードの適用 ドロップダウンメニューから、設定を適用するタイミングを選択します。
5. 適用 をクリックします。
選択した操作モードに基づいて、設定が適用されます。
RACADM を使用したコントローラプロパティの設定
• 巡回読み取りモードを設定するには、次のコマンドを使用します。
racadm set storage.controller.<index>.PatrolReadMode {Automatic | Manual |
Disabled}
• 巡回読み取りモードが手動に設定されている場合、次のコマンドを使用して巡回読み取りモードを開始お
よび停止します。
racadm storage patrolread:<Controller FQDD> -state {start|stop}
• 整合性チェックモードを指定するには、Storage.Controller.CheckConsistencyMode オブジェクトを使
用します。
• コピーバックモードを有効または無効にするには、Storage.Controller.CopybackMode オブジェクトを
使用します。
• 負荷バランスモードを有効または無効にするには、Storage.Controller.PossibleloadBalancedMode オ
ブジェクトを使用します。
• 冗長仮想ディスクで整合性チェックを実行する専用のシステムリソースの割合を指定するには、
Storage.Controller.CheckConsistencyRate オブジェクトを使用します。
• 障害の発生したディスクを再構築する専用のコントローラのリソースの割合を指定するには、
Storage.Controller.RebuildRate オブジェクトを使用します。
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