Users Guide

メモ: SNMP トラップフォーマット オプションは、SNMP トラップにのみ適用され、IPMI トラップ
には適用されません。
IPMI トラップは常に SNMP v1 フォーマットで送信され、設定された SNMP
トラップフォーマット オプションに基づくものではありません。
SNMP トラップフォーマットが設定されます。
RACADM を使用した IP アラート宛先の設定
トラップアラートを設定するには、次の手順を実行します。
1. トラップを有効にするには、次の手順を実行します。
IPv4 アドレスの場合:
racadm config -g cfgIpmiPet -o cfgIpmiPetAlertEnable -i (index) (0|1)
IPv6 アドレスの場合:
racadm config -g cfgIpmiPetIpv6 -o cfgIpmiPetIpv6AlertEnable -i (index)
(0|1)
(インデックス)は宛先インデックスです。0 トラップを無効にし、1 はトラップを有効にします。
たとえば、トラップをインデックス 4 で有効にするには、次のコマンドを入力します。
racadm config -g cfgIpmiPet -o cfgIpmiPetAlertEnable -i 4 1
2. トラップの宛先アドレスを設定するには、次の手順を実行します。
racadm config -g cfgIpmiPetIpv6 -o cfgIpmiPetIpv6AlertDestIPAddr -i [index]
[IP-address]
[index] はトラップの宛先インデックスであり、[IP-address] はプラットフォームイベントアラー
トを受信するシステムの宛先 IP アドレスです。
3. 次の手順を実行して、SNMP コミュニティ名文字列を設定します。
racadm config -g cfgIpmiLan -o cfgIpmiPetCommunityName [name]
ここで [name] SNMP コミュニティ名です。
4. SNMP の送信先を設定するには、次の手順を実行します。
SNMPv3 SNMP トラップの送信先を設定するには、次のコマンドを実行します。
racadm set idrac.SNMP.Alert.[index].DestAddr [Ip address]
たとえば、次のとおりです。
racadm set idrac.SNMP.Alert.1.DestAddr 1.2.3.4
トラップ宛先の SNMPv3 ユーザーを設定するには、次のコマンドを実行します。
racadm set idrac.SNMP.Alert.1.SNMPv3Username root
ユーザーの SNMPv3 を有効にするには、次の手順を実行します。
racadm set idrac.users.2.SNMPv3Enable Enabled
5. 必要に応じてトラップをテストするには、次の手順を実行します。
racadm testtrap -i [インデックス]
ここで [index] は、テストするトラップの宛先インデックスです。
詳細については、dell.com/support/manuals にある『iDRAC8 RACADM コマンドラインインタフェー
スリファレンスガイド』を参照してください。
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