Users Guide
• Microsoft のデフォルトの Active Directory グループオブジェクトのみを使用する
標準スキーマ
ソリュー
ション。
• カスタマイズされた Active Directory オブジェクトを持つ拡張スキーマソリューション。アクセスコン
トロールオブジェクトはすべて Active Directory で管理されます。これにより、異なる iDRAC 上でさま
ざまな権限レベルを持つユーザーアクセスを設定するための最大限の柔軟性が実現します。
関連概念
標準スキーマ Active Directory の概要
拡張スキーマ Active Directory の概要
標準スキーマ Active Directory の概要
次の図に示すように、標準スキーマを使用して Active Directory を統合する場合は、Active Directory と
iDRAC の両方での設定が必要となります。
図 1. Active Directory 標準スキーマでの iDRAC の設定
標準グループオブジェクトは、Active Directory では役割グループとして使用されます。iDRAC アクセスを
持つユーザーは、役割グループのメンバーです。このユーザーに特定の iDRAC へのアクセスを与えるには、
その特定の
iDRAC に役割グループ名およびドメイン名を設定する必要があります。役割および権限のレベ
ルは、Active Directory ではなく、各 iDRAC で定義されます。各 iDRAC には最大 5 つまで役割グループを設
定できます。表の参照番号は、デフォルトの役割グループの権限を示します。
表
15. デフォルトの役割グループ権限
役割グループ デフォルトの権限レベル 許可する権限 ビットマスク
役割グループ 1 なし iDRAC へのログイン、
iDRAC の設定、ユーザー
設定、ログのクリア、サ
ーバー制御コマンドの実
行、仮想コンソールへの
アクセス、仮想メディア
へのアクセス、アラート
0x000001ff
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