Reference Guide
サーバグループごとに管理できます。また、管理者は、カスタムの論理グループを作成し、エネルギー使用とコストに関する監視またはレポート作成を
グループごとに行うことができます。
• 低負荷時の電力消費の削減 - OMPC は、業務の必要性に応じたサーバルームの管理を可能にすることで、管理者による電力消費の削減に役
立ちます。
OMPC によって、管理者はシステムでの需要が低いときに電力消費を削減するポリシーを実装できます。また、最も重要なアプリケーショ
ンを実行するサーバには、最大限の電力を割り当てることもできます。
詳細については、www.dell.com/ompc にある『OpenManage Power Center User
’
s Guide』(OpenManage Power Center ユーザーズガイド)を参
照してください。
OpenManage Mobile
Dell EMC OpenManage Mobile(OMM)は、Android および iOS モバイルデバイスからサーバと関連デバイスを管理するためのモバイルアプリケーション
です。
OMM により、IT 管理者はサーバ設定、監視、修正といったタスクのサブセットを実行できます。
OpenManage Mobile を使用する利点
• IP アドレスの割り当て、資格情報の変更、主要な BIOS 属性の更新など、基本的なサーバ設定を実行します。
• OpenManage Essentials コンソールからのプロアクティブな通知を受信するよう登録して、サーバの不具合を検出できます。
• モバイルデバイスの大型 LCD ディスプレイと同等の大きな画面でサーバ情報を確認できます。
• モバイルデバイスを使用したシステムコンソールへのアクセスにより、面倒なクラッシュカートの必要性を減らします。
• QR コードに組み込まれた iDRAC 資格情報をスキャンすることで、簡単かつ迅速に初回ログインを実行できます。
• 第 14 世代 Dell EMC PowerEdge サーバで、工場出荷時の iDRAC デフォルトパスワードをバッチアップデートします。
OpenManage Mobile から PowerEdge サーバへのアクセス
OpenManage Mobile では、以下の 3 つの方法で Dell EMC PowerEdge サーバにアクセスし、管理することができます。
iDRAC への at-the-server アクセス
第 14 世代 PowerEdge サーバ:OMM は、Quick Sync 2 モジュール経由で第 14 世代の PowerEdge サーバにアクセスできます。接続後、IT 管理者
は
IP アドレスや BIOS の設定、Dell EMC SupportAssist レポートの共有、サーバインベントリ、正常性ステータス、ログの確認、またはサーバの電源の
入れ直しを行うことができます。
Quick Sync 2 は、PowerEdge R940、R940xa、R840、R740、R740xd、R640、R540、R440、R7425、R7415、R6415、T640 など、複数の第 14
世代 PowerEdge ラックおよびタワー型サーバでサポートされています。
第 13 世代 PowerEdge サーバ:OMM は、Quick Sync ベゼル経由で第 13 世代の PowerEdge サーバにアクセスできます。接続後、IT 管理者は IP
アドレスの設定、サーバインベントリ、正常性ステータス、ログの確認、またはサーバの電源の入れ直しを行うことができます。
Quick Sync ベゼルは、PowerEdge R730、R730xd、R630 サーバでサポートされています。
メモ:
at-the-server アクセスでは、Quick Sync 2 モジュールまたは Quick Sync ベゼルをインストールする必要があります。
iDRAC へのリモートアクセス
OMM は、セキュリティ保護された内部ネットワーク経由で、どこからでも第 12、13、14 世代の PowerEdge サーバにリモートアクセスできます。接続後、
IT 管理者は IP アドレスや BIOS の設定、Dell EMC SupportAssist レポートの共有、サーバインベントリ、正常性ステータス、ログの確認、またはサーバ
の電源の入れ直しを行うことができます。
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