Users Guide
対応デバイス
次のデバイスの部品ファームウェアと設定をアップデートすることができます。
• ファイバチャネルカード
• NIC
• PERC シリーズ 7、8、および 9
• SAS シリーズ 7 および 8
• 電源装置ユニット(PSU)
メモ: PSU がサポートするのはファームウェアアップデートのみであり、部品交換はサポートされていません。
システムの再利用または廃棄
システム情報は、Lifecycle Controller の Repurpose or Retire System(システムの再利用または廃棄)オプションを使用して消去することができま
す。この機能は、サーバーを再利用または廃棄する前に、サーバーの選択されたコンポーネント上にあるサーバーおよびストレージ関連のデータを恒久的
に削除します。この後、選択されたコンポーネントはデフォルトの状態に戻ります。
メモ
: Repurpose or Retire System(システムの再利用または廃棄)オプションは、インベントリ収集の状態を Enabled(有効)にリセットし
てから、iDRAC および BIOS 設定情報、工場出荷時のインベントリ、設定、Lifecycle ログ情報(履歴データおよび作業メモ)、バックアップイ
メージファイル、不揮発
(NV)キャッシュ、vFlash カード、オペレーティングシステムドライバパック、および診断を恒久的に削除します。この操
作中、システムに関連するハードウェアおよびソフトウェアインベントリデータも削除されますが、これらはサーバーの次回再起動時に再度作成
されます。
メモ:
• Repurpose or Retire System(システムの再利用または廃棄)機能は、iDRAC および Lifecycle Controller のバージョン 2.10.10.10 以降を
搭載する第 12 世代 PowerEdge サーバーでサポートされています。この機能は、選択的なコンポーネント上で使用することができます。これに
対し、
iDRAC および Lifecycle Controller バージョン 2.05.05.05 以前を搭載する第 12 世代 PowerEdge サーバーでは、この機能はシステム
全体でのみサポートされており、選択的なコンポーネントではサポートされません。
• Repurpose or Retire System(システムの再利用または廃棄)機能は、iDRAC 関連のライセンス情報は削除しません。
• PERC NV キャッシュおよび vFlash カード は、そのサーバ上で PERC および vFlash カードが使用可能である場合にのみ表示されます。
次が必要な場合は、この機能を使って極秘データおよび設定関係の情報を削除します。
• 管理下システムを破棄する。
• 管理下システムを別のアプリケーションに再利用する。
サーバ情報の削除
1 Lifecycle Controller を起動します。詳細については、Lifecycle Controller の起動を参照してください。
2 左ペインで ハードウェア設定 をクリックしてから、システムの再利用または廃棄 をクリックします。
3 コンポーネントの選択 ページで、サーバー機能 および ストレージコンポーネント から削除する機能とコンポーネントを選択します。
4 次へ をクリックします。
削除用に選択された機能およびコンポーネントの概要が表示されます。
5 概要 ページの情報を読み、終了 をクリックします。
6 操作が完了するとホストサーバーの電源が切れ、iDRAC がリセットされます。
iDRAC がバックアップされたら、手動でホストサーバーに電源を入れる必要があります。システム消去を行うために BIOS コンポーネントを選択する場合、
POST 中にその BIOS をデフォルトにリセットするためのフラグが設定され、サーバーの電源が再度切れます。
保守
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