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物理ディスクの選択
物理ディスクの選択画面を使用して、仮想ドライブに使用する物理ディスクと、物理ディスクドライブに関連するプロパティを選択します。
仮想ディスクに必要な物理ディスク数は、RAID レベルによって異なります。RAID レベルで必要とされる物理ディスクの最小および最大数が画面に表示
されます。
プロトコル ディスクプールのプロトコルに、シリアル接続 SCSISASまたはシリアル ATASATAのいずれかを選択します。SAS ドライブは高
パフォーマンス用に使用され、
SATA ドライブはコスト効率に優れたソリューションを提供します。ディスクプールは物理ディスクドライブの論理的グルー
プで、仮想ディスクを 1 つ、または複数作成することができます。このプロトコルは、RAID 実装に使用されるタイプのテクノロジーです。
メディアタイプ ディスクプールのメディアタイプにハードディスクドライブHDDまたはソリッドステートディスクSSDを選択します。HDD は、
データストレージに従来の回転磁気メディアを使用し、SSD はデータストレージ用にフラッシュメモリを実装します。
ディスク起動サイズ - 以下のディスクブロックサイズのいずれかを選択します。
512 - 512 バイトのブロックサイズのハードディスクドライブHDDが選択されていることを示します。
4K - 4K のブロックサイズのハードディスクドライブ HDDが選択されていることを示します。4K ブロックの HDD は少ないコマンドでより高速なデ
ータ転送を可能にします。
T10 保護情報T10 PI機能 - これは DIFデータ整合性フィールドとして知られ、サポートする HDD DIF ドライブと呼ばれます。T10 対応
HDD は、各ブロックのデータ整合性フィールドを検証、格納します。 ディスクにデータを書き込み、読み取り要求時にこれらの値を返す際に、この操
作が実行されます。HDD に対するデータの読み取り/書き込みの際に、データにエラーがないかチェックされます。以下の T10 保護情報機能のいず
れかのタイプを選択します
すべて - T10 PI 対応と非対応の HDD の両方が選択されていることを示します。
T10 PI 対応 - T10 PI 対応の HDD のみが選択されていることを示します。
T10 対応 - T10 対応の HDD のみが選択されていることを示します。
メモ: バージョン 9.3.2 以降の PERC 9 T10 PI 機能をサポートしません。
暗号化機能 暗号化機能を有効にするにははいをクリックします。
スパン長の選択 スパン長を選択します。スパン長の値は、各スパンに含まれる物理ディスクドライブ数を示します。スパン長は RAID 10RAID
50RAID 60 のみに適用されます。スパン長の選択ドロップダウンリストは、ユーザーが RAID 10RAID 50、または RAID 60 を選択した場合にのみ
アクティブになります。
現在のスパンに残るドライブ数 選択されたスパン長の値に基づいて、現在のスパンに残っている物理ディスクドライブの数が表示されます。
画面下のチェックボックスを使って物理ディスクドライブを選択します。物理ディスクドライブの選択は、RAID レベルおよびスパン長の要件を満たす必
要があります。すべての物理ディスクドライブを選択するには、
すべて選択をクリックします。このオプションを選択した後は、オプションが選択解除に変
わります。
仮想ディスク属性の設定
このページを使用して、次の仮想ドライブ属性の値を指定してください。
サイズ 仮想ドライブのサイズを指定します。
ストライプエレメントサイズ ストライプエレメントのサイズを選択します。ストライプエレメントサイズは、ストライプ内の各物理ディスクドライブ上でス
トライプが消費するドライブ容量です。ストライプエレメントサイズ リストには、画面に当初表示されたオプションよりも多くのオプションが含まれている
場合があります。使用できるオプションをすべて表示するには、上矢印および下矢印キーを使用します。
読み取りポリシー 読み取りポリシーを選択します。
先読み コントローラはデータシーク時に仮想ドライブの連続セクタを読み取ります。データが仮想ディスクの連続セクタに書かれている場合、
先読みポリシーによってシステムパフォーマンスが向上します。
先読みなし コントローラは先読みポリシーを使いません。先読みなしポリシーは、データがランダムで、連続セクタに書かれていない場合、シス
テムパフォーマンスを向上させます。
適応先読み コントローラは、最近の読み取り要求がディスクドライブの連続セクタにアクセスした場合に限り、先読みポリシーを開始します。
最近の読み取り要求がディスクのランダムなセクタにアクセスする場合、コントローラは
先読みなし ポリシーを使用します。
書き込みポリシー 書き込みポリシーを選択します。
設定
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