Users Guide
• ユーザーの作業メモ
Lifecycle ログの表示には、フィルタリングおよび並べ替えオプションを使用することができます。
メモ: システムイベントは様々なシステム管理ツールによって作成されることから、イベントがログされた直後にはログにイベントが表示されない場
合あります。
Lifecycle ログ履歴を表示する、およびフィルタリングオプションを使用するには、次の手順を実行します。
1 Lifecycle Controller を起動します。詳細については、「Lifecycle Controller の起動」を参照してください。
2 左ペインで、Lifecycle Log(Lifecycle ログ)をクリックします。
3 右ペインで Lifecycle ログ履歴の表示をクリックします。
次の詳細が表示されます。
• 番号 — イベントのシリアル番号
• カテゴリ — イベントが属するカテゴリ。使用できるカテゴリは次の通りです。
• すべて — すべてのカテゴリに関連したイベントがリストされます。
• システム正常性 — 取り付けられたハードウェア(ファン、PSU など)、NIC/LOM/CNA リンク、BIOS エラーなどに関連するイベント。
• ストレージ — ストレージコントローラ、エンクロージャ、HDD、およびソフトウェア RAID などの外部または内部コンポーネントに関連するイベ
ント。
• 設定 — システムでのハードウェアの追加または取り外し、Lifecycle Controller またはシステム管理ツールを使用した設定の変更など、ハ
ードウェアおよびソフトウェア変更に関連するイベント。
• 監査 — ユーザーログイン、侵入、ライセンスなどに関するイベント。
• アップデート — ファームウェアおよびドライバのアップデートまたはロールバックに関連するイベント。
• 作業メモ — ユーザーによってログされるイベント。
メモ: これらのオプションは、カテゴリでフィルタドロップダウンメニューから使用できます。カテゴリを選択すると、選択し
たカテゴリオプションに応じてデータがフィルタされます。
• 重大度
• 重要 — ビジネスクリティカルなイベントを示します。
• 情報 — 情報目的限定で生成されたイベントを示します。
• メッセージ ID — 各イベントは、例えば SWC0001 といった一意のメッセージ ID で表されます。
• 説明 — 例えば Dell OS Drivers Pack, v.6.4.0.14, X14 was detected など、イベントの簡単な説明。
メモ: RACADM CLI または iDRAC Web インタフェースを使用して設定ジョブを開始した場合は、Lifecycle ログの説明に
は、ユーザーについての情報、使用されるインタフェース、およびそのジョブを開始するシステムの
IP アドレスが表示されま
す。
• 日付と時刻 — イベントが発生した日付と時刻を示します。
ライフサイクルログのエクスポート
Lifecycle ログの情報を .xml ファイル形式のログファイルを収めた圧縮ファイルにエクスポートするには、Export Lifecycle Log(Lifecycle ログのエクスポ
ート)機能を使用します。XML ファイルは、USB ドライブまたはネットワーク共有上に保存することができます。スキーマについての詳細は、
en.community.dell.com/techcenter/extras/m/white_papers/20270305 を参照してください。Lifecycle ログをエクスポートする前に、以下の前
提条件が満たされていることを確認してください。
• ファイルを USB ドライブへエクスポートするには、USB ドライブが管理下サーバーに接続されているようにしてください。
• ファイルをネットワーク共有(共有フォルダ)にエクスポートするには、正しいネットワーク設定を行ってください。詳細については、「NIC に対するネットワ
ークの設定」を参照して下さい。
メモ: システムイベントは様々なシステム管理ツールによって作成されることから、イベントがログされた直後にはログにイベントが表示さ
れない場合あります。
メモ: ログデータは、iDRAC バージョン 1.50.50 以降がインストールされている場合に限り、圧縮ファイル(.gz フォーマット)にエクスポ
ートされます。これ以外の場合は、データは
.xml ファイルとしてエクスポートされます。
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監視