Concept Guide
ジョブタイプ
ジョブには、システムによって作成されたジョブ(黙示的)とユーザーが作成したジョブ(明示的)の 2 種類があります。
• システム作成ジョブは、特定の Remote Service タスクを実行するときに作成されます。例えば、ハードウェアインベントリのエクスポート、ライセンスの
エクスポート、持続ストレージパーティションの作成などの
Remote Services の機能はジョブを作成し、ジョブ ID を返します。ジョブステータスのポーリ
ングは、タスクの完了ステータスを特定します。
• CreateTargetedCongJob、CreateRebootJob、および InstallFromURI などのユーザー作成ジョブは、RAID、NIC、および BIOS などにユーザー設
定を適用するために使用します。ユーザー作成ジョブは即時に実行するか、または決められた時間に実行するようにスケジュールすることができます。
メモ: FIPS が有効になっている場合、vFlash SD カードの設定、vFlash へのサーバープロファイルのエクスポートまたはバックアップ、または
vFlash を使用したサーバープロファイルのインポートなどの vFlash SD カードに関連のある操作は実行できません。
表 1. システムおよびユーザー作成のジョブ
システム作成のジョブ ユーザー作成のジョブ
• 工場出荷時設定のエクスポート
• ハードウェアインベントリのエクスポート
• Lifecycle ログのエクスポート
• vFlash (初期化)
• vFlash (パーティションの作成)
• vFlash (パーティションのフォーマット)
• vFlash (パーティションの連結)
• vFlash (パーティションの分離)
• vFlash (パーティションからのデータのエクスポート)
• vFlash (イメージを使用したパーティションの作成)
• RAID 設定
• BIOS 設定
• NIC 設定
• FC-HBA 設定
• iDRAC 設定
• システム設定
• ソフトウェアアップデート(BIOS、NIC、RAID 等)
• 再起動
システムステータス
この機能は、リアルタイムの CEM 状態、ホストシステム状態およびリモートサービスの状態を含む Remote Services API の全体の状態をリモートで取
得するために使用されます。
Automated Task Application(旧 SSM)でジョブが完了すると、ジョブストアでジョブ状態がただちにアップデートされます。ジョブはただちに完了済み状
態に移行し、同期化が始まります。同期化に正常に完了すると、システムは準備完了状態になります。
Remote Services の機能
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