Users Guide
RACADM を使用したサーバープロファイルの自動バックアップのスケジュール
自動バックアップを有効化するには、次のコマンドを使用します。
racadm set lifecyclecontroller.lcattributes.autobackup Enabled
サーバープロファイルのバックアップをスケジュールする:
racadm systemconfig backup –f <filename> <target> [-n <passphrase>] -time <hh:mm> -dom <1-28,L,’
*’> -dow<*,Sun-Sat> -wom <1-4, L,’*’> -rp <1-366>-mb <Max Backups>
現在のバックアップのスケジュールを表示する
racadm systemconfig getbackupscheduler
自動バックアップを無効にするには、次のコマンドを使用します:
racadm set LifeCycleController.lcattributes.autobackup Disabled
バックアップのスケジュールをクリアするには、次のコマンドを使用します:
racadm systemconfig clearbackupscheduler
詳細については、dell.com/idracmanuals にある『iDRAC RACADM コマンドラインインタフェースリファレンスガイド』を参照してください。
サーバプロファイルのインポート
バックアップイメージファイルを使用して、サーバを再起動せずに、同じサーバの設定およびファームウェアをインポートまたは復元できます。
インポート機能はライセンスされていません。
メモ: 復元操作では、システムサービスタグとバックアップファイル内のサービスタグが一致している必要があります。復元操作は、バックアップフ
ァイルにキャプチャされたものと同一で、同じ場所またはスロットに存在するすべてのシステムコンポーネントに適用されます。コンポーネントが異
なるか、同じ場所にない場合は変更されず、復元の失敗が
Lifecycle ログに記録されます。
インポート操作を行う前に、Lifecycle Controller が有効になっていることを確認します。Lifecycle Controller が無効になっているときにインポート操作を
開始すると、次のメッセージが表示されます。
Lifecycle Controller is not enabled, cannot create Configuration job.
インポートがすでに進行中のときにインポート操作を再度開始すると、次のエラーメッセージが表示されます。
Restore is already running
インポートイベントが Lifecycle ログに記録されます。
簡単な復元
メモ: 簡単な復元は、簡単な復元フラッシュメモリを持つ第 13
世代 PowerEdge サーバでのみ利用可能です。PowerEdge R930 では利用で
きません。
お使いのサーバのマザーボードを交換した後に、簡単な復元で以下のデータを自動的にリストアできます。
• System Service Tag(システムサービスタグ)
• ライセンスデータ
• UEFI 診断アプリケーション
• システム構成の設定 — BIOS、iDRAC、および NIC
簡単な復元では、簡単な復元フラッシュメモリを使用してデータをバックアップします。 システムのマザーボードと電源を交換すると、BIOS が iDRAC にクエ
リを行い、バックアップされたデータを復元を促すプロンプトを表示します。最初の BIOS 画面には、サービスタグ、ライセンス、UEFI 診断アプリケーションの
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管理下システムと管理ステーションのセットアップ