Users Guide
• 強制シャットダウン(オペレーティングシステムに電源オフの信号を送り 10 分待機。オペレーティングシステムの電源が切れない場合、iDRAC が電源
サイクルを実行します
)
スケジュール可能な診断ジョブ、または一度に実行可能なジョブは 1 つのみです。診断ジョブを実行すると、正常に完了、エラーで終了、または不成功、
のいずれかになります。結果を含む診断イベントは
Lifecycle Controller ログに記録されます。リモート RACADM、または WSMAN を使用して最近実
行した診断の結果を取得することができます。
リモートでスケジュールされた診断テストのうち、最新の診断結果を、CIFS または NFS などのネットワーク共有にエクスポートできます。最大ファイルサイ
ズは
5 MB です。
ジョブのステータスが未スケジュールまたはスケジュール済みの場合、診断ジョブをキャンセルできます。診断を実行中の場合は、ジョブをキャンセルするに
はシステムを再起動します。
リモート診断を実行する前に次を確認します。
• Lifecycle Controller が有効化されている。
• ログインおよびサーバー制御権限がある。
RACADM を使用した自動リモート診断のスケジュール
•
リモート診断を実行して、結果をローカルシステムに保存するには、次のコマンドを使用します。
racadm diagnostics run -m <Mode> -r <reboot type> -s <Start Time> -e <Expiration Time>
•
最後に実行されたリモート診断結果をエクスポートするには、次のコマンドを使用します。
racadm diagnostics export -f <file name> -l <NFS / CIFS share> -u <username> -p <password>
各オプションの詳細については、dell.com/idracmanuals にある『iDRAC RACADM コマンドラインインタフェースリファレンスガイド』を参照してください。
Post コードの表示
Post コードは、システム BIOS からの進行状況インジケータであり、パワーオンリセットからの起動シーケンスのさまざまな段階を示します。また、システムの
起動に関するすべてのエラーを診断することも可能になります。
Post コード ページには、オペレーティングシステムを起動する直前の Post コードが表示さ
れます。
Post コードを表示するには、概要 > サーバー > トラブルシューティング > Post コード と移動します。
POST コード ページには、システムの正常性インジケータ、16 進数コード、およびコードの説明が表示されます。
起動キャプチャとクラッシュキャプチャビデオの表示
次のビデオ記録を表示できます。
• 最後の 3 回の起動サイクル — 起動サイクルビデオでは、起動サイクルで発生した一連のイベントがログに記録されます。起動サイクルビデオは、最
新の記録から順に並べられます。
• 最後のクラッシュビデオ — クラッシュビデオでは、障害に至った一連のイベントがログに記録されます。
これはライセンスが必要な機能です。
iDRAC は起動時に 50 フレームを記録します。起動画面の再生は、1 フレーム / 秒の速度で実行されます。ビデオは RAM に保存されており、リセット
によって削除されるため、iDRAC をリセットすると起動キャプチャのビデオは利用できなくなります。
iDRAC を使用した管理下システムのトラブルシューティング
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