Users Guide
設定を変更するには、サーバー制御権限を持っている必要があります。
他の RAID 操作が保留中の状態であるか、または RAID ジョブがスケジュールされている場合、バックプレーンモードを変更できません。同様に、この設定
が保留されている場合、他の
RAID ジョブをスケジュールできません。
メモ:
• 設定が変更されるときは、データロスのおそれがあることを示す警告メッセージが表示されます。
• LC ワイプまたは iDRAC のリセット操作では、このモードに対するエキスパンダ設定は変更されません。
• この操作は、リアルタイムでのみサポートされており、ステージされません。
• バックプレーン設定は複数回変更することができます。
• バックプレーンの分割処理は、ドライブの関連付けが一つのコントローラから別のコントローラに変更された場合、データ損失または外部設定を
引き起こす可能性があります。
• バックプレーンの分割処理中は、ドライブの関連付けに応じて RAID 設定が影響を受ける場合があります。
この設定の変更は、システムの電源リセット後にのみ有効になります。分割モードから統合モードに変更すると、次回起動時に 2 台目のコントローラがド
ライブを認識しないことを示すエラーメッセージが表示されます。また、1 台目のコントローラは外部設定を認識します。エラーを無視すると、既存の仮想デ
ィスクが失われます。
ウェブインタフェースを使用したバックプレーンモードの設定
iDRAC ウェブインタフェースを使用してバックプレーンモードを設定するには、次の手順を実行します。
1 iDRAC のウェブインタフェースで、概要 > ストレージ > エンクロージャ > セットアップ と移動します。
エンクロージャのセットアップ ページが表示されます。
2 コントローラ ドロップダウンメニューで設定するコントローラを選択して、関連するエンクロージャを設定します。
3 値 列で、必要なバックプレーンまたはエンクロージャに対して必要なモードを選択します。
• 統合モード
• 分割モード
• 分割モード 4:20
• 分割 8:16
• 分割モード 16:8
• 分割モード 20:4
• 情報が利用不可
4 操作モードの適用 ドロップダウンメニューから 今すぐ適用 を選択してただちに処置を適用し、次に 適用 をクリックします。
ジョブ ID が作成されます。
5 ジョブキュー ページに移動して、ジョブのステータスが完了になっていることを確認します。
6 システムのパワーサイクルを実行して設定を有効にします。
RACADM を使用したエンクロージャの設定
エンクロージャまたはバックプレーンを設定するには、BackplaneMode のオブジェクトで set コマンドを使用します。
たとえば、スプリットモードに BackplaneMode 属性を設定するには、次の手順を実行します。
1 現在のバックプレーンモードを表示するには、次のコマンドを実行します。
racadm get storage.enclosure.1.backplanecurrentmode
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ストレージデバイスの管理