Users Guide
メモ: PERC コントローラ BIOS、Human Interface Infrastructure(HII)、および Dell OpenManage Server Administrator(OMSA)を介
して自動設定が有効になっている場合は、192 台の仮想ディスクを管理および監視できます。
関連リンク
仮想ディスクの作成
仮想ディスクキャッシュポリシーの編集
仮想ディスクの削除
仮想ディスク整合性のチェック
仮想ディスクの初期化
仮想ディスクの暗号化
専用ホットスペアの割り当てまたは割り当て解除
ウェブインタフェースを使用した仮想ディスクの管理
RACADM を使用した仮想ディスクの管理
仮想ディスクの作成
RAID 機能を実装するには、仮想ディスクを作成する必要があります。仮想ディスクとは、RAID コントローラによって 1 つまたは複数の物理ディスクから作
成されたストレージを指します。仮想ディスクは複数の物理ディスクから作成されますが、オペレーティングシステムはこれを単一のディスクとして認識しま
す。
仮想ディスクを作成する前に、「仮想ディスクを作成する前の考慮事項」を理解しておく必要があります。
RERC コントローラに接続された物理ディスクを使用して、仮想ディスクを作成することができます。仮想ディスクを作成するには、サーバー制御ユーザー
の権限を持っている必要があります。最大
64 の仮想ドライブと、同じドライブ グループで最大 16 の仮想ドライブのグループを作成できます。
次の場合は、仮想ディスクを作成できません。
• 仮想ディスクを作成するために物理ディスクドライブを利用できない。追加の物理ディスクドライブを取り付けてください。
• コントローラ上に作成できる仮想ディスクの最大数に達している。少なくとも 1 つの仮想ディスクを削除してから、新しい仮想ディスクを作成する必要
があります。
• ドライブグループがサポートする仮想ディスクの最大数に達している。選択したグループから仮想ディスクを 1 つ削除した後で、新しい仮想ディスクを作
成する必要があります。
• 選択したコントローラ上でジョブが現在実行中、またはスケジュールされている。このジョブが完了するまで待つ必要があります。または、このジョブを削
除してから新しい操作を試行することができます。スケジュールされたジョブのステータスは、ジョブキュー ページで表示および管理することができます。
• 物理ディスクが非 RAID モードである。iDRAC ウェブインタフェース、RACADM、WS-MAN などの iDRAC インタフェースを使用する、または <Ctrl
+R>
を使用して RAID モードに変換する必要があります。
メモ
: 保留中の操作に追加 モードで仮想ディスクを作成し、ジョブが作成されない場合、またその後に仮想ディスクを削除した場合は、仮想デ
ィスクに対する保留中の作成操作がクリアされます。
仮想ディスクを作成する前の考慮事項
仮想ディスクを作成する前に、次を考慮します。
• コントローラ上に保存されない仮想ディスク名 - 作成する仮想ディスクの名前は、コントローラ上に保存されません。異なるオペレーティングシステムを
使って再起動した場合、新しいオペレーティングシステムが独自の命名規則を使って仮想ディスク名を変更することがあります。
• ディスクグループとは、1 つ、または複数の仮想ディスクが作成される RAID コントローラに接続されたディスクを論理的にグループ化したものです。その
際、ディスクグループのすべての仮想ディスクはディスクグループのすべての物理ディスクを使用します。現在の実装では、論理デバイス作成の際に、
混在したディスクグループのブロックがサポートされています。
• 物理ディスクはディスクグループにまとめられるので、1 つのディスクグループで RAID レベルが混在することはありません。
• 仮想ディスクに含める物理ディスク数には制限があります。これらの制限はコントローラによって異なります。仮想ディスクの作成で、コントローラは一
定数のストライプとスパン(物理ディスクのストレージを組み合わせる方法)をサポートします。ストライプとスパンの合計数が制限されているため、使
用できる物理ディスク数も限られます。ストライプとスパンの制限によって、RAID レベルは次のような影響を受けます。
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ストレージデバイスの管理