Users Guide
のデバイスのすべてのポートおよびパーティションに適用されます。デバイスの動作は、補助電源駆動デバイスと非補助電源駆動デバイスとで異なりま
す。
メモ: iDRAC で VirtualAddressManagement 属性が FlexAddress モードに設定されていて、さらに CMC で FlexAddress 機能が無効にな
っている場合は、永続性ポリシー 機能がデフォルトに設定されていると動作しない可能性があります。iDRAC で
VirtualAddressManagement 属性を Console(コンソール) モードに設定するか、CMC で FlexAddress 機能を有効にするようにしてくださ
い。
次の永続性ポリシーを設定することができます。
• 仮想アドレス:補助電源駆動デバイス
• 仮想アドレス:非補助電源駆動デバイス
• イニシエータ
• ストレージターゲット
永続性ポリシーを適用する前に、次の操作を行ってください。
• ネットワークハードウェアのインベントリを少なくとも 1 回実行します。つまり、Collect System Inventory On Restart を有効にします。
• I/O アイデンティティ最適化を有効にします。
次の場合に、イベントは Lifecycle Controller ログに記録されます。
• I/O アイデンティティ最適化が有効または無効になっている。
• 持続性ポリシーが変更された。
• 仮想アドレス、イニシエータ、およびターゲットの値がポリシーに基づいて設定されている。ポリシーが適用されると、設定されたデバイスと、これらのデバ
イス用に設定された値に対して、一つのログエントリが記録されます。
SNMP、電子メール、または WS-eventing 通知用にイベント処置が有効化されます。ログもリモートの syslog に含まれています。
表 34. 永続性ポリシーのデフォルト値
永続性ポリシー AC 電源喪失 コールドブート ウォームブート
仮想アドレス:補助電源駆動デバ
イス
選択されていません 選択済み 選択済み
仮想アドレス:非補助電源駆動デ
バイス
選択されていません 選択されていません 選択済み
イニシエータ 選択済み 選択済み 選択済み
ストレージターゲット 選択済み 選択済み 選択済み
メモ: 永続性ポリシーが無効になっているとき、および仮想アドレスを削除するための操作を実行するときは、永続性ポリシーを再度有効にして
も仮想アドレスは取得されません。永続性ポリシーを有効にした後で再度仮想アドレスを設定する必要があります。
メモ: 有効な永続性ポリシーがあり、CNA デバイスのパーティションで仮想アドレス、イニシエータ、またはストレージターゲットが設定されてい
る場合は、
VirtualizationMode またはパーティションのパーソナリティを変更する前に、仮想アドレス、イニシエータ、およびストレージターゲット
に設定された値をリセットまたはクリアしないでください。永続性ポリシーを無効にすると、アクションは自動的に実行されます。設定ジョブを使
用して、仮想アドレスの属性を 0 に、イニシエータとストレージターゲットを「iSCSI イニシエータとストレージターゲットのデフォルト値」で定義さ
れた値に、それぞれ明示的に設定できます。
関連リンク
I/O アイデンティティ最適化の有効化または無効化
198
ネットワークデバイスのインベントリ、監視、および設定