Users Guide
iDRAC 設定の電源設定 ページが表示されます。
2 電力上限ポリシー を有効にするには、有効 を選択します。それ以外の場合は、無効 を選択します。
3 推奨設定を使用するか、ユーザー定義の電源上限ポリシー で必要な制限値を入力します。
オプションの詳細については、『iDRAC 設定ユーティリティオンラインヘルプ』を参照してください。
4 戻る、終了 の順にクリックし、はい をクリックします。
電力上限値が設定されます。
電源装置オプションの設定
冗長性ポリシー、ホットスペア、およびパワーファクタ補正などの電源装置オプションを設定できます。
ホットスペアは、冗長電源装置(PSU)を設定して、サーバーの負荷に応じて電源をオフする PSU の機能です。これにより、残りの PSU はより高い負
荷および効率で動作できます。これには、この機能をサポートする PSU が必要で、必要なときに迅速に電源オンできます。
2 台 PSU システムでは、PSU1 または PSU2 をプライマリ PSU として設定できます。4 台 PSU システムでは、PSU のペア(1+1 または 2+2)をプライマリ
PSU として設定する必要があります。
ホットスペアが有効になっていると、PSU がアクティブになり負荷に基づいてスリープ状態に移行できます。ホットスペアが有効になっている場合、2 台の
PSU 間の電流の非均等な配分が有効になります。1 台の PSU がアウェイク状態で、大部分の電流を提供します。もう 1 台の PSU はスリープモードに
なり、小量の電流を提供します。これは
2 台の PSU による 1+0 と呼ばれることが多く、ホットスペアは有効になっています。すべての PSU-1 が回路 -A に
あり、すべての PSU-2 が回路 -B 上にある場合、ホットスペアを有効にする(工場出荷時のデフォルト設定)と、回路 -B への負荷は大幅に低くなり、
警告がトリガされます。ホットスペアを無効にしている場合、電源の共有は、
2 台の PSU 間で五分五分となり、回路 -A と回路 -B は通常、同一の負
荷を分担します。
パワーファクタは、皮相電力に対する実際に消費された電力の割合です。パワーファクタ補正が有効になっている場合、サーバーは、ホストがオフのときに
少量の電力しか消費しません。デフォルトでは、サーバーの工場出荷時にパワーファクタ補正が有効化されています。
ウェブインタフェースを使用した電源装置オプションの設定
電源装置オプションを設定するには、次の手順を実行します。
1 iDRAC ウェブインタフェースで、概要 > サーバー > 電源 / 熱 > 電源設定 > 電源設定 と移動します。電源設定 ページが表示されます。
2 電源装置オプション で、必要なオプションを選択します。詳細については、『iDRAC オンラインヘルプ』を参照してください。
3 適用 をクリックします。電源装置オプションが設定されます。
RACADM を使用した電源装置オプションの設定
電源装置オプションを設定するには、set コマンドと一緒に次のオブジェクトを使用します。
• System.Power.RedundancyPolicy
• System.Power.Hotspare.Enable
• System.Power.Hotspare.PrimaryPSU
• System.Power.PFC.Enable
詳細については、dell.com/idracmanuals にある『iDRAC RACADM コマンドラインインタフェースリファレンスガイド』を参照してください。
電源の監視と管理
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