Users Guide
Active Directory 設定と管理手順 4 の 1 ページが開きます。
4 オプションで、証明書の検証を有効にして、Active Directory(AD)サーバーとの通信を行う際の SSL 接続の開始時に使用される CA 署名付き
デジタル証明書をアップロードします。このためには、ドメインコントローラおよびグローバルカタログの FQDN を指定する必要があります。これは、次の
手順で行います。従って、ネットワークの設定では DNS が適切に設定されるようにします。
5 次へ をクリックします。
Active Directory 設定と管理手順 4 の 2 ページが開きます。
6 Active Directory を有効にして、Active Directory サーバーとユーザーアカウントの場所の情報を指定します。また、iDRAC ログイン時に iDRAC が
Active Directory からの応答を待機する必要がある時間を指定します。
メモ: 証明書の検証が有効になっている場合、ドメインコントローラサーバーのアドレスおよびグローバルカタログの FQDN を指定し
ます。
概要 > iDRAC 設定 > ネットワーク で、DNS が正しく設定されていることを確認します。
7 次へ をクリックします。Active Directory 設定と管理手順 4 の 3 ページが開きます。
8 標準スキーマ を選択して次へをクリックします。
Active Directory 設定と管理手順 4 の 4a ページが開きます。
9 Active Directory グローバルカタログサーバーの場所を入力して、ユーザーの認証に使用する権限グループを指定します。
10 役割グループ をクリックして、標準スキーマモードのユーザー用に制御認証ポリシーを設定します。
Active Directory 設定と管理手順 4 の 4b ページが開きます。
11 権限を指定して、適用 をクリックします。
設定が適用され、Active Directory 設定と管理手順 4 の 4a ページが開きます。
12 終了 をクリックします。標準スキーマ用の Active Directory 設定が行われます。
RACADM を使用した標準スキーマでの Active Directory の設定
1 次のコマンドを使用します。
racadm set iDRAC.ActiveDirectory.Enable 1
racadm set iDRAC.ActiveDirectory.Schema 2
racadm set iDRAC.ADGroup.Name <common name of the role group>
racadm set iDRAC.ADGroup.Domain <fully qualified domain name>
racadm set iDRAC.ADGroup.Privilege <Bit-mask value for specific RoleGroup permissions>
racadm set iDRAC.ActiveDirectory.DomainController1 <fully qualified domain name or IP
address of the domain controller>
racadm set iDRAC.ActiveDirectory.DomainController2 <fully qualified domain name or IP
address of the domain controller>
racadm set iDRAC.ActiveDirectory.DomainController3 <fully qualified domain name or IP
address of the domain controller>
racadm set iDRAC.ActiveDirectory.GlobalCatalog1 <fully qualified domain name or IP address
of the domain controller>
racadm set iDRAC.ActiveDirectory.GlobalCatalog2 <fully qualified domain name or IP address
of the domain controller>
racadm set iDRAC.ActiveDirectory.GlobalCatalog3 <fully qualified domain name or IP address
of the domain controller>
• ドメインの完全修飾ドメイン名(FQDN)ではなく、ドメインコントローラの FQDN を入力します。たとえば、servername.dell.com と入力
します(dell.com ではありません)。
• 特定の役割グループを許可するビットマスク値については、「表 22. デフォルトの役割グループ権限」を参照してください。
• 3 つのドメインコントローラアドレスの少なくとも 1 つを指定する必要があります。iDRAC は接続が成功するまで、設定された各アドレスへの接続
を
1 つずつ試行します。一方、標準スキーマが選択されている場合、これらのアドレスは、ユーザーアカウントと役割グループが存在するドメイン
コントローラのアドレスになります。
• 標準スキーマにグローバルカタログサーバが必要になるのは、ユーザーアカウントと役割グループが別々のドメインに存在する場合のみです。複数
ドメインの場合、ユニバーサルグループのみを使用できます。
• 証明書の検証が有効な場合、このフィールドで指定する FQDN または IP アドレスが、ドメインコントローラの証明書のサブジェクトまたはサブジ
ェクト代替名フィールドに一致する必要があります。
• SSL ハンドシェイク中に証明書の検証を無効にするには、次のコマンドを使用します。
racadm set iDRAC.ActiveDirectory.CertValidationEnable 0
ユーザーアカウントと権限の設定
147