Users Guide
ローカル RACADM の無効化
ローカル RACADM はデフォルトで有効になっています。無効化するには、「ホストシステムでの iDRAC 設定を変更するためのアクセスの無効化」を参照
してください。
管理下システムでの IPMI の有効化
管理下システムでは、Dell Open Manage Server Administrator を使用して IPMI を有効または無効にします。詳細については、dell.com/support/
manuals で『Dell Open Manage Server Administrator ユーザーズガイド』を参照してください。
メモ: iDRAC v2.30.30.30 以降から、IPMI は Linux ベースのオペレーティングシステムに対して IPv6 アドレスプロトコルをサポートします。
起動中の Linux のシリアルコンソールの設定
次の手順は Linux GRand Unied Bootloader(GRUB)に固有の手順です。異なるブートローダーを使用する場合は、類似した変更が必要です。
メモ
: クライアント VT100 エミュレーションウィンドウを設定するときは、リダイレクトされた仮想コンソールを表示するウィンドウまたはアプリケー
ションを 25 行 x 80 列に設定して、テキストが正しく表示されるようにしてください。この設定を行わないと、一部のテキスト画面が文字化けす
ることがあります。
/etc/grub.conf ファイルを次のように編集します。
1 ファイルの全般設定セクションを見つけて、次の内容を追加します。
serial --unit=1 --speed=57600 terminal --timeout=10 serial
2 カーネル行に次の 2 つにオプションを追加します。
kernel ............. console=ttyS1,115200n8r console=tty1
3 GRUB のグラフィカルインタフェースを無効にし、テキストベースのインタフェースを使用します。テキストベースのインタフェースを使用しないと、GRUB
画面が RAC 仮想コンソールで表示されません。グラフィカルインタフェースを無効にするには、splashimage で始まる行をコメントアウトします。
次の例は、この手順で説明された変更を示したサンプル /etc/grub.conf ファイルを示しています。
# grub.conf generated by anaconda
# Note that you do not have to rerun grub after making changes to this file
# NOTICE: You do not have a /boot partition. This means that all
# kernel and initrd paths are relative to /, e.g.
# root (hd0,0)
# kernel /boot/vmlinuz-version ro root=/dev/sdal
# initrd /boot/initrd-version.img
#boot=/dev/sda
default=0
timeout=10
#splashimage=(hd0,2)/grub/splash.xpm.gz
serial --unit=1 --speed=57600
terminal --timeout=10 serial
title Red Hat Linux Advanced Server (2.4.9-e.3smp) root (hd0,0)
kernel /boot/vmlinuz-2.4.9-e.3smp ro root=/dev/sda1 hda=ide-scsi console=ttyS0
console=ttyS1,115200n8r
initrd /boot/initrd-2.4.9-e.3smp.img
title Red Hat Linux Advanced Server-up (2.4.9-e.3) root (hd0,00)
kernel /boot/vmlinuz-2.4.9-e.3 ro root=/dev/sda1 s
initrd /boot/initrd-2.4.9-e.3.im
4 RAC シリアル接続を介した仮想コンソールセッションを開始するための複数の GRUB オプションを有効にするには、すべてのオプションに次の行を追
加します。
console=ttyS1,115200n8r console=tty1
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iDRAC 通信のセットアップ