Users Guide
DB9 ケーブル使用中の RAC シリアルとシリアルコンソール
間の切り替え
iDRAC は、ラックおよびタワーサーバーにおいて、RAC シリアルインタフェース通信とシリアルコンソールの間の切り替えを可能にするエスケープキーシーケン
スをサポートします。
シリアルコンソールから RAC シリアルへの切り替え
シリアルコンソールモードの時に、RAC シリアルインタフェース通信モードに切り替えるには、Esc+Shift、9 を押します。
このキーシーケンスを使用すると、「iDRAC Login」プロンプト(iDRAC が RAC シリアルモードに設定されている場合)、またはターミナルコマンドを発行
できるシリアル接続モード
(iDRAC が IPMI シリアルダイレクト接続ターミナルモードに設定されている場合)に移行します。
RAC シリアルからシリアルコンソールへの切り替え
RAC シリアルインタフェース通信モードの場合にシリアルコンソールモードに切り替えるには、Esc+Shift、Q キーを押します。
ターミナルモードのときに接続をシリアルコンソールモードに切り替えるには、Esc+Shift、Q キーを押します。
シリアルコンソールモードで接続されているときにターミナルモードに戻るには、Esc+Shift、9 キーを押します。
IPMI SOL を使用した iDRAC との通信
IPMI シリアルオーバー LAN(SOL)は、管理下システムのテキストベースのコンソールシリアルデータを iDRAC の専用または共有帯域外 Ethernet 管
理ネットワークを介してリダイレクトすることを可能にします。
SOL を使用して、次の操作を行えます。
• タイムアウトなしでオペレーティングシステムにリモートアクセスする。
• Windows の Emergency Management Services(EMS)または Special Administrator Console(SAC)、Linux シェルでホストシステムを診断
する。
• POST 中サーバーの進捗状況を表示し、BIOS セットアッププログラムを再設定する。
SOL 通信モードを設定するには、次の手順を実行します。
1 シリアル接続のための BIOS を設定します。
2 SOL を使用するように iDRAC を設定します。
3 サポートされるプロトコル(SSH、Telnet、IPMItool)を有効にします。
関連リンク
BIOS のシリアル接続用設定
SOL を使用するための iDRAC の設定
対応プロトコルの有効化
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iDRAC 通信のセットアップ