Users Guide
IPMI シリアル接続のベーシックモードおよびターミナルモードの有効
化
iDRAC への BIOS の IPMI シリアルルーティングを有効にするには、iDRAC で IPMI シリアルを次のいずれかのモードに設定します。
メモ: これは、ラックおよびタワーサーバー上の iDRAC にのみ適用されます。
• IPMI ベーシックモード — ベースボード管理ユーティリティ(BMU)に付属する、IPMI シェル(ipmish)などのプログラムアクセス用バイナリインタフェ
ースをサポートします。たとえば、IPMI ベーシックモードで ipmish を使用してシステムイベントログを印刷するには、次のコマンドを実行します。
ipmish -com 1 -baud 57600 -flow cts -u root -p calvin sel get
• IPMI ターミナルモード - シリアルターミナルから送信される ASCII コマンドをサポートします。このモードは、16 進法の ASCII 文字として入力される限
られた数のコマンド
(電源コントロールを含む)と、raw IPMI コマンドをサポートします。このモードでは、SSH または Telnet を介して iDRAC にログイ
ンすると、BIOS までのオペレーティングシステム起動順序を表示できます。
関連リンク
BIOS のシリアル接続用設定
IPMI シリアルターミナルモード用の追加設定
ウェブインタフェースを使用したシリアル接続の有効化
IPMI シリアルを有効にするには、RAC シリアルインタフェースを無効にするようにしてください。
IPMI シリアルを設定するには、次の手順を実行します。
1 iDRAC ウェブインタフェースで、概要 > iDRAC 設定 > ネットワーク > シリアル と移動します。
2 IPMI シリアル で、各属性の値を指定します。オプションの情報については、『iDRAC オンラインヘルプ』を参照してください。
3 適用 をクリックします。
RACADM を使用したシリアル接続 IPMI モードの有効化
IPMI モードを設定するには、RAC シリアルインタフェースを無効にしてから、IPMI モードを有効にします。
racadm set iDRAC.Serial.Enable 0
racadm set iDRAC.IPMISerial.ConnectionMode <n>
n=0 — ターミナルモード
n=1 — 基本モード
RACADM を使用したシリアル接続 IPMI のシリアル設定の有効化
1 コマンドを使用して、IPMI シリアル接続モードを適切な設定に変更します。
racadm set iDRAC.Serial.Enable 0
2 コマンドを使用して、IPMI シリアルボーレートを設定します。
racadm set iDRAC.IPMISerial.BaudRate <baud_rate>
パラメータ 指定可能な値(bps)
<baud_rate>
9600、19200、38400、57600、および 115200
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iDRAC 通信のセットアップ