Users Guide

情報を表示するセンサー ウェブインタフェース使用 RACADM 使用
電源装置については、get サブコマンドとともに
System.Power.Supply コマンドを使用することも
できます。
詳細については、dell.com/idracmanuals にあ
iDRAC RACADM コマンドラインインタフェース
リファレンスガイド』を参照してください。
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CPU、メモリ、および IO モジュールのパフォーマンスインデッ
クスの監視
デルの第 13
世代 Dell PowerEdge サーバでは、Intel ME によって Compute Usage Per SecondCUPS機能がサポートされています。CUPS 機能
は、システムに関する CPU、メモリ、および I/O 使用率とシステムレベルの使用率インデックスのリアルタイム監視を行います。Intel ME は帯域外OOB
でパフォーマンス監視を実行できるため、CPU リソースを消費しません。Intel ME にはシステム CUPS センサーが搭載されており、このセンサーによって
計算、メモリ、および I/O リソース使用率の値が CUPS インデックスとして提供されます。iDRAC は、全体的なシステム使用率についてこの CUPS イン
デックスを監視すると共に、
CPU、メモリ、および I/O の使用率インデックスの瞬間的な値も監視します。
メモ
: この機能は、 poweredge R930 サーバではサポートされません。
CPU とチップセットには専用のリソース監視カウンタRMCがあります。システムリソースの使用率情報は、これらの RMC からのデータを照会することに
よって取得されます。
RMC からのデータは、各システムリソースの累積使用率を測定するためにノードマネージャによって集約されます。既存の相互通信
メカニズムを使用して iDRAC から読み取られ、データは帯域外マネジメントインタフェース経由で提供されます。
パフォーマンスパラメータとインデックス値の Intel センサーの表示は物理システム全体に関するものなので、システムが仮想化され、複数の仮想ホストが
ある場合でも、インタフェース上のパフォーマンスデータの表示は物理システム全体に関するものになります。
パフォーマンスパラメータを表示するには、サポートされているセンサーがサーバーに存在する必要があります。
4 つのシステム使用率のパラメータは次のとおりです。
CPU 使用率 - CPU コアの RMC からのデータは、システム内のすべてのコアの累積使用率を提供するために集約されます。この使用率は、アク
ティブ状態で費やされた時間と、非アクティブ状態で費やされた時間に基づきます。
RMC のサンプルは 6 秒ごとに取得されます。
メモリ使用率 - RMC は各メモリチャネルまたはメモリコントローラインスタンスで発生するメモリトラフィックを測定します。RMC からのデータは、システ
ム上のすべてのメモリチャネルにわたって累積メモリトラフィックを測定するために集約されます。これは、メモリ使用量ではなく、メモリ帯域幅消費量の
測定になります。
iDRAC では、このデータを 1 分間集約するので、他の OS ツールLinux top などが示すメモリ使用率と一致することもしない
こともあります。iDRAC が表示するメモリ帯域幅の使用率は、メモリを多く消費する作業負荷であるかどうかを示しています。
I/O 使用率 - ルートポートおよび下位セグメントから発信される PCI Express トラフィック、またはルートポートおよび下位セグメントに到達する PCI
Express トラフィックを測定するために、PCI Express Root Complex のルートポートごとに 1 つの RMC があります。これらの RMC からのデータは、
パッケージから発信されるすべての
PCI Express セグメント向けの PCI Express トラフィックを測定するために集約されます。これは、システムの I/O
帯域幅使用率の測定になります。
iDRAC と管理下システム情報の表示
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