Users Guide
322 セキュリティ機能の設定
iDRAC6 の追加のセキュリティオプションを有
効にする
リモートシステムへの不正アクセスを防ぐため、
iDRAC6
では次の機能を提供し
ています。
•IP
アドレスフィルタ(
IPRange
)
— iDRAC6
にアクセスできる特定の
IP
アドレス範囲を定義します。
•IP
アドレスブロック
—
特定の
IP
アドレスからのログイン試行の失敗回数
を制限します。
これらの機能は
iDRAC6
のデフォルト設定では無効になっています。次のサブ
コマンドまたはウェブインタフェースを使用して、これらの機能を有効にして
ください。
racadm config -g cfgRacTuning -o
<
オブジェクト名
> <
値
>
これらの機能はまた、セッションのアイドルタイムアウト値や、ネットワークに
定義済みのセキュリティプランと一緒にも使用できます。
以下の項で、これらの 機能について詳しく説明します。
表 22-8. リモート RACADM の設定
設定 説明
有効 リモート
RACADM を有効または無効にします。チェック
ボックスをオンにすると、リモート
RACADM が有効にな
ります。
アクティブセッション数
システムの現在のセッション数。
表
22-9. SNMP エージェントの設定
設定 説明
有効
SNMP エージェントを有効または無効にします。オン = 有
効、オフ
= 無効
コミュニティ名 使用される
SNMP コミュニティ文字列を定義します。
コミュニティ名は、空白文字を含まずに最大
31 文字まで使
用できます。デフォルト設定は
public です。
表
22-10. 自動システムリカバリエージェントの設定
設定 説明
有効 自動システムリカバリエージェントを有効にします。