Users Guide
314 セキュリティ機能の設定
iDRAC6 システム管理者用のセキュリティオプ
ション
iDRAC6
ローカル設定を無効にする
システム管理者は、
i
DRAC
の設定
?
ネットワーク
/
セキュリティ
?
サービス
を
選択して、
iDRAC6
グラフィカルユーザーインタフェース(
GUI
)からローカル設
定を無効にできます。オプションの
ROM
を使用した
iDRAC
のローカル設定を
無効にする
チェックボックスをオンにすると、
iDRAC6
ローカル設定ユーティリ
ティ(システム起動時に
<Ctrl+E>
を押してアクセス)は読み取り専用モードで起
動し、ローカルユーザーがデバイスを設定できなくなります。システム管理者が
RACADM
を使用した
iDRAC
のローカル設定を無効にする
チェックボックス
をオンにすると、ローカルユーザーは
iDRAC6
の設定を読み取ることはできます
が、
RACADM
ユーティリティや
Dell OpenManage Server Administrator
を使
用して設定することができません。
システム管理者はウェブベースのインタフェースを使用して、これらのオプショ
ンのいずれか一方、または両方を同時に有効にできます。
システム再起動中のローカル設定を無効にする
この機能は、システムの再起動中に管理下システムのユーザーが
iDRAC6
を設定
できなくします。
racadm config -g cfgRacTuning -o
cfgRacTuneCtrlEConfigDisable 1
メモ
: このオプションは、iDRAC6 設定ユーティリティでのみサポートされていま
す。このバージョンにアップグレードするには、
BIOS をアップグレードする必要
があります。デルサポートサイト
support.dell.com からの BIOS アップデート
パッケージを使用して
BIOS をアップグレードしてください。
ローカル RACADM からローカル設定を無効にする
この機能は、管理下システムのユーザーがローカル
RACADM
または
Dell
OpenManage Server
管理ユーティリティを使って
iDRAC6
を設定する機能を
無効にします。
racadm config -g cfgRacTuning -o
cfgRacTuneLocalConfigDisable 1
警告
: これらの機能は、ローカルユーザーがローカルシステムから iDRAC6 を設定
する機能(デフォルト設定に戻す機能も含む)を著しく制限します。これらの機能
は注意して使用することをお勧めします。インタフェースを一度に
1 つだけ無効に
すると、ログイン権限も一緒に失わないようにできます。
メモ
: 詳細については、デルサポートサイト support.dell.com にあるホワイト
ペーパー「
DRAC 上のローカル設定とリモート仮想 KVM を無効にする」をお読み
ください。