Users Guide
監視とアラート管理 293
E- メールアラートのテスト
RAC E-
メールアラート機能を使用すると、ユーザーは管理下システムで重大なイ
ベントが発生したときに
E-
メールアラートを受信できます。次の例は、
RAC
が
ネットワークで正しく
E-
メールアラートを送信できるかどうかを確認するため
に、
E-
メールアラート機能をテストする方法を示しています。
racadm testemail -i 2
メモ
: E- メールアラート機能のテストを行う前に、SMTP と E- メールアラート 設
定が指定されていることを確認してください。詳細については、
291 ページの「E-
メールアラートの設定」 を参照してください。
RAC SNMP トラップアラート機能のテスト
RAC SNMP
トラップアラート機能を使用すると、管理下システム上で発生したシ
ステムイベントのトラップを
SNMP
トラップリスナー設定で受信できます。
次の例で、ユーザーが
RAC
の
トラップアラート機能をテストする例を示します。
racadm testtrap -i 2
RAC SNMP
トラップアラート機能をテストする前に、
SNMP
とトラップの設定
が正しく設定されていることを確認してください。これらを設定するには、デル
サポートサイト
dell.com/support/manuals
で利用できる『
iDRAC6
および
CMC
向け
RACADM
コマンドラインリファレンスガイド』で
testtrap
および
testemail
サブコマンドの説明を参照してください。
SNMP
認証についてよくあるお問い合わせ(
FAQ
)
どうして次のメッセージが表示されるのでしょうか
?
リモートアクセス:SNMP 認証エラー
検出作業の一部として、
IT Assistant
はデバイスの
get
と
set
コミュニティ名の
確認を試みます。
IT Assistant
には、
コミュニティ名
= public
取得と
コミュニ
ティ名
= private
の設定があります。
iDRAC6
エージェントのデフォルトコ
ミュニティ名は
public
です。
IT Assistant
が設定要求を送信すると、
iDRAC6
エージェントは
community = public
からの要求しか受け入れないため、
SNMP
認証エラーが生成されます。
メモ
: これは SNMP エージェントコミュニティ名です。
RACADM
を使用して、
iDRAC6
のコミュニティ名を変更できます。
iDRAC6
コミュニティ名を表示するには、次のコマンドを使用します。
racadm getconfig -g cfgOobSnmp
iDRAC6
コミュニティ名を設定するには、次のコマンドを使用します。
racadm config -g cfgOobSnmp -o
cfgOobSnmpAgentCommunity < コミュニティ名 >