Users Guide
VMCLI
を使用したオペレーティングシステムの導入
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このパラメータがコマンドラインに含まれていると、
VMCLI
は
SSL
で暗号化さ
れたチャネルを使用して、管理ステーションとリモートシステムの
iDRAC6
間で
データを転送します。このパラメータがコマンドラインに含まれていない場合は、
データ転送は暗号化されません。
メモ
: このオプションを使用しても、RACADM やウェブインタフェースなど、
他の
iDRAC6 設定インタフェースに表示される仮想メディアの暗号化状態を
有効 に変更することはできません。
VMCLI オペレーティングシステムシェルオプション
VMCLI
コマンドラインでは、次のオペレーティングシステム機能を使用でき
ます。
•
stderr/stdout redirection —
印刷されたユーティリティの出力をファイル
にリダイレクトします。
たとえば、「より大」の不等号
(
>
)の後にファイル名を入力すると、指定
したファイルが
VMCLI
ユーティリティの印刷出力で上書きされます。
メモ
: VMCLI ユーティリティは標準入力(stdin)からは読み取りません。
したがって、
stdin リダイレクトは不要です。
•
バックグラウンドでの実行
—
デフォルトで
VMCLI
ユーティリティはフォ
アグラウンドで実行されます。オペレーティングシステムのコマンドシェ
ル機能を使用すると、ユーティリティをバックグラウンドで実行できます。
たとえば、
Linux
オペレーティングシステムの場合、コマンドの直後にアン
パーサンド(
&
)を指定すると、プログラムが新しいバックグラウンドプロ
セスとして起動します。
後者の方法はスクリプトプログラムの場合に便利です。
VMCLI
コマンドの新しい
プロセスが開始した後、スクリプトを継続できます(そうでない場合は、
VMCLI
プログラムが終了するまでスクリプトがブロックされます)。
VMCLI
の複数のイ
ンスタンスがこの方法で開始し、
1
つまたは複数のコマンドインスタンスを手動
で終了しなければならない場合は、オペレーティングシステム機能を使用して、
プロセスを一覧表示し、終了できます。
VMCLI 戻りコード
エラーが発生した場合は、標準エラー出力に英語のみのテキストメッセージも表
示されます。