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218 VMCLI を使用したオペレーティングシステムの導入
vm6deploy
スクリプトは、コマンドラインオプションを
VMCLI
ユーティリ
ティに渡します。これらのオプションの詳細については、コマンドラインオプ
ション
を参照してください。このスクリプトが
-r
オプションを処理する方法は、
vmcli -r
オプションとは若干異なります。
-r
オプションの引数が既存のファイル
名である場合、スクリプトは指定したファイルから
iDRAC6 IPv4
または
IPv6
ア
ドレスを読み取り、各行で
VMCLI
ユーティリティを
1
度実行します。
-r
オプ
ションの引数がファイル名でない場合は、単一の
iDRAC6
のアドレスになりま
す。この場合、
-r
は
VMCLI
ユーティリティの説明どおりに機能します。
VMCLI ユーティリティの使用
VMCLI
ユーティリティは、管理ステーションから
iDRAC6
に仮想メディア機能
を提供するスクリプト作成可能なコマンドラインインタフェースです。
VMCLI
ユーティリティには次の機能があります。
メモ
: 読み取り専用のイメージファイルを仮想化するとき、複数セッションで同じ
イメージメディアを共有できる。物理ドライブを仮想化すると、その物理ドライブ
には一度に
1 つのセッションしかアクセスできなくなる。
•
仮想メディアプラグインと互換性のあるリムーバブルデバイスまたはイメー
ジファイル
•
iDRAC6
ファームウェアのブートワンスオプションを有効にした場合の自動
終了
•
セキュアソケットレイヤ(
SSL
)を使用した
iDRAC6
へのセキュアな通信
ユーティリティを実行する前に、
iDRAC6
に対する仮想メディアユーザー権限が
あることを確認してください。
警告
: VMCLI コマンドラインユーティリティを起動する場合は、インタラクティブ
なフラグ「
-i」 オプションを使用することをお勧めします。多くの Windows および
Linux
オペレーティングシステムでは、他のユーザーがプロセスを確認する場合に
ユーザー名とパスワードを表示されるため、ユーザー名とパスワードをプライベー
トにしておくことにより、セキュリティを強化できます。
オペレーティングシステムがシステム管理者特権、オペレーティングシステム固
有の特権、またはグループメンバーシップをサポートしている場合、
VMCLI
コマ
ンドを実行するためにはシステム管理者特権も必要です。
クライアントシステムの管理者は、ユーザーグループとその権限を制御すること
で、このユーティリティを実行できるユーザーを制御します。
Windows
システムの場合、
VMCLI
ユーティリティを実行するにはパワーユー
ザー特権が必要です。