Users Guide
216 VMCLI を使用したオペレーティングシステムの導入
Linux システムのイメージファイルの作成
Linux
システムのブータブルイメージファイルを作成するには、データ複製ユー
ティリティ(
dd
)
を使用します。
ユーティリティを実行するには、コマンドプロンプトを開いて次のように入力し
ます。
dd if=< 入力デバイス > of=< 出力ファイル >
たとえば、次のとおりです。
dd if=/dev/sdc0 of=mycd.img
Windows システムのイメージファイルの作成
Windows
イメージファイル用のデータ複製ユーティリティを選択するときには、
イメージファイルと
CD/DVD
のブートセクターをコピーするユーティリティを選
んでください。
導入の準備
リモートシステムの設定
1
管理ステーションからアクセスできるネットワーク共有フォルダを作成し
ます。
2
オペレーティングシステムファイルをネットワーク共有フォルダにコピー
します。
3
オペレーティングシステムをリモートシステムに導入する設定済みのブー
タブルな導入イメージファイルがある場合は、この手順をスキップしてく
ださい。
設定済みのブータブルな導入イメージファイルがない場合は、このファイル
を作成します。オペレーティングシステムの導入手順に使用されるプログラ
ムやスクリプトをすべて含めます。
たとえば、
Windows
オペレーティングシステムを導入する場合、イメージ
ファイルには
Microsoft Systems Management Server
(
SMS
)で使用さ
れる導入方法と同様のプログラムを含めることができます。
イメージファイルを作成するときは、次の操作を行ってください。
•
標準的なネットワークベースのインストール手順に従う
•
対象システムのそれぞれが同じ導入手順を起動して実行するように、
導入イメージを「読み取り専用
」とマークする