Users Guide
iDRAC6 ディレクトリサービスの使用 137
拡張スキーマ認証は、同じユーザーに関連付けられている異なる権限オブジェク
トに割り当てられた権限を考慮し、このように権限を蓄積して、ユーザーに最大
限の権限を与えます。
この設定では、ユーザー
1
は
iDRAC2
では権限
1
と権限
2
を持っています。
ユーザー
1
は、
iDRAC1
では権限
1
だけを持っています。ユーザー
2
は、
iDRAC1
と
iDRAC2
の両方で権限
1
を持っています。また、この図によると、
ユーザー
1
は異なるドメインに属することができ、ネストされたグループに関連
付けることができます。
CMC にアクセスするための拡張スキーマ
Active Directory
の設定
Active Directory
を使用して
iDRAC6
にアクセスする前に、次の手順を実行し
て、
Active Directory
ソフトウェアと
iDRAC6
を設定する必要があります。
1
Active Directory
スキーマを拡張します(
137
ページの「
Active
Directory
スキーマの拡張」
を参照)。
2
Active Directory
ユーザーとコンピュータスナップインを拡張します
(
143
ページの「
Microsoft Active Directory
ユーザーとコンピュータス
ナップインへの
Dell
拡張のインストール」
を参照)。
3
iDRAC6
ユーザーとその権限を
Active Directory
に追加します(
144
ペー
ジの「
Microsoft Active Directory
への
iDRAC
ユーザーと権限の追加」
を参照)。
4
iDRAC6
ウェブインタフェースまたは
RACADM
を使用して、
iDRAC6
Active Directory
プロパティを設定します(
146
ページの「
iDRAC6
ウェ
ブベースのインタフェースを使用した
Microsoft Active Directory
と拡
張スキーマの設定」
または
148
ページの「
RACADM
を使用した拡張ス
キーマの
Microsoft Active Directory
の設定」
を参照)。
Active Directory スキーマの拡張
重要
:
この製品のスキーマ拡張は、旧世代の
Dell
リモート管理製品とは異なりま
す。新しいスキーマを拡張し、新しい
Active Directory
ユーザーとコンピュータ
Microsoft
管理コンソール(
MMC
)スナップイン
をディレクトリにインストー
ルする必要があります。古いスキーマはこの製品には対応していません。
メモ
: 新しいスキーマを拡張したり、Active Directory ユーザーとコンピュータ ス
ナップインに新しい拡張子をインストールしたりしても、以前の製品には効果があ
りません。