Users Guide
iDRAC6 ユーザーの追加と設定 125
作業を開始する前に
iDRAC6
のプロパティデータベースには、最大
16
のユーザーを設定できます。
iDRAC6
ユーザーを手動で有効にする前に、現在のユーザーが存在するかどうか
を確認します。新しい
iDRAC6
を設定している場合や、
racadm racresetcfg
コマンドを実行した場合、現在のユーザーは
root
のみで、パスワードは
calvin
になります。
racresetcfg
サブコマンドは
iDRAC6
をデフォルト値に
リセットします。
警告
: racresetcfg コマンドを使用する場合は、注意が必要です。すべての 設定パラ
メータがデフォルト値に戻ります。それまでに行った変更がすべて失われます。
メモ
: ユーザーは経時的に有効にしたり、無効にしたりできます。その結果、ユー
ザーが各
iDRAC6 に異なるインデックス番号を持つ場合があります。
コマンドプロンプトで次のコマンドを入力すると、ユーザーが存在するかどうかが
わかります。
racadm getconfig -u <
ユーザー名
>
または
1
~
16
までの各インデックスに、次のコマンドを
1
回ずつ入力することもでき
ます。
racadm getconfig -g cfgUserAdmin -i < インデックス >
メモ
:
racadm getconfig -f <
myfile.cfg
>
と入力して、iDRAC6 設定パラ
メータのすべてが含まれる
myfile.cfg ファイルの表示や編集も行えます。
複数のパラメータとオブジェクト
ID
が現在値と一緒に表示されます。対象オブ
ジェクトは次の
2
つです。
# cfgUserAdminIndex=XX
cfgUserAdminUserName=
cfgUserAdminUserName
オブジェクトに値がない場合は、
cfgUserAdminIndex
オブジェクトで示されるそのインデックス番号を使用で
きます。「
=
」の後に名前が表示される場合は、そのインデックスがそのユーザー
名で使用されています。
メモ
: rracadm config サブコマンドを使用してユーザーを手動で追加または削除
する場合は、-
i オプションでインデックスを指定する必要があります。前の例で示
した
cfgUserAdminIndex オブジェクトに '#' 文字が含まれていることに注目し
てください。
racadm config -f racadm.cfg コマンドを使用して、書き込むグ
ループ
/ オブジェクトの数を指定する場合、インデックスは指定できません。最初
に
使用可能なインデックスに新しいユーザーが追加されます。これにより、同じ設定
で複数の
iDRAC6
を設定する際の柔軟性が得られます。