Users Guide
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管理下システムのリカバリとトラブルシューティング
Integrated Dell Remote Access Controller 6( iDRAC6)バージョン 1.7 ユーザーズガイド
リモートシステムのトラブルシューティングの第一歩
リモートシステムの電源管理
システム情報の表示
システムイベントログ(SEL)の使用
ワークノートの使用
POST 起動ログの使用
前回システムクラッシュ画面の表示
本項では、iDRAC6 ウェブインタフェースを使用して、クラッシュしたリモートシステムの修復とトラブルシューティングの関連タスクを実行する方法について説明します。
l リモートシステムのトラブルシューティングの第一歩 を参照してください。
l リモートシステムの電源管理を参照してください。
l POST 起動ログの使用を参照してください。
l 前回システムクラッシュ画面の表示を参照してください。
リモートシステムのトラブルシューティングの第一歩
次は、管理下システムで発生する複雑な問題をトラブルシューティングする際に確認すべき事項です。
1. システムの電源はオンになっていますか、オフになっていますか?
2. 電源がオンの場合は、オペレーティングシステムが正しく機能していますか、それともクラッシュまたはフリーズしていますか?
3. 電源がオフの場合は、突然オフになりましたか?
システムがクラッシュした場合は、前回のクラッシュ画面を確認し(前回システムクラッシュ画面の表示を参照)、仮想コンソールとリモート電源管理(リモートシステムの電源管理を参照)を使用してシス
テムを再起動し、その過程を見てください。
リモートシステムの電源管理
iDRAC6 では、管理下システムでシステムクラッシュ、またはその他のシステムイベントが発生した後、リモートで電源管理処置を実行して修復できます。
iDRAC6 ウェブインタフェースからの電源制御処置の選択
ウェブインタフェースを使用して電源管理処置を実施するには、サーバーに対する電源制御操作の実行を参照してください。
iDRAC6 CLI からの電源制御処置の選択
racadm serveraction サブコマンドを使用すると、ホストシステムの電源を管理できます。
racadm serveraction <
処置
>
<
処置
> の文字列のオプションは次のとおりです。
l powerdown — 管理下システムの電源を切ります。
l powerup — 管理下システムの電源を入れます。
l powercycle — 管理下システムの電源を入れ直します。これは、システムのフロントパネルの電源ボタンを押してシステムの電源を切ってから入れ直す操作に似ています。
l powerstatus — サーバーの現在の電源状態を表示します(「オン」または「オフ」)。
l hardreset — 管理下システムのリセット(再起動)を行います。
システム情報の表示
システム概要 ページでは、システムの正常性と他の基本的な iDRAC6 情報を一目で確認でき、システムの正常性と情報ページにアクセスするためのリンクがあります。また、このページから共通の
タスクをすばやく起動し、システムイベントログ(SEL)にログインされた最新のイベントを表示することもできます。