Users Guide
RAC SNMP トラップ警告機能のテスト
RAC SNMP トラップ警告機能を使用すると、管理下システム上で発生したシステムイベントのトラップを SNMP トラップリスナー設定で受信できます。
次の例で、ユーザーが RAC の トラップ警告機能をテストする例を示します。
racadm testtrap -i 2
RAC SNMP トラップ警告機能をテストする前に、SNMP とトラップの設定が正しく設定されていることを確認してください。これらを設定するには、デルサポートサイト support.dell.com/manuals
で利用できる『RACADM Command Line Reference Guide for iDRAC6 and CMC』で testtrap および testemail サブコマンドの説明を参照してください。
SNMP 認証についてよくあるお問い合わせ(FAQ)
どうして次のメッセージが表示されるのでしょうか?
リモートアクセス:SNMP 認証エラー
検出作業の一部として、IT Assistant はデバイスの get と set コミュニティ名の確認を試みます。IT Assistant には、コミュニティ名 = public 取得と コミュニティ名 = private の設定があ
ります。iDRAC6 エージェントのデフォルトコミュニティ名は public です。IT Assistant が設定要求を送信すると、iDRAC6 エージェントは community = public からの要求しか受け入れないた
め、SNMP 認証エラーが生成されます。
RACADM を使用して、iDRAC6 のコミュニティ名を変更できます。
iDRAC6 コミュニティ名を表示するには、次のコマンドを使用します。
racadm getconfig -g cfgOobSnmp
iDRAC6 コミュニティ名を設定するには、次のコマンドを使用します。
racadm config -g cfgOobSnmp -o cfgOobSnmpAgentCommunity <
コミュニティ名
>
ウェブベースのインタフェースを使って iDRAC6 SNMP エージェントコミュニティ名にアクセス / 設定するには、iDRAC の設定® ネットワーク / セキュリティ® サービス と進み、SNMP エージ
ェント をクリックします。
SNMP 認証エラーが生成されないように、エージェントに受け入れられるコミュニティ名を入力する必要があります。iDRAC6 では 1 つしかコミュニティ名を許可しないため、同じ get と set コミュニテ
ィ名をIT Assistant の検出設定用に使用する必要があります。
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メモ:これは SNMP エージェントコミュニティ名です。