Users Guide
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iDRAC6 ディレクトリサービスの使用
Integrated Dell Remote Access Controller 6( iDRAC6)バージョン 1.7 ユーザーズガイド
ディレクトリサービスは、ユーザー、コンピュータ、プリンタなどの情報を保存するための共通のデータベースを保持します。会社で Microsoft Active Directory または LDAP ディレクトリサービスソ
フトウェアを使用している場合は、iDRAC6 にアクセスできるように設定し、ディレクトリサービスの既存のユーザーに iDRAC6 のユーザー権限を追加して制御できます。
Microsoft Active Directory での iDRAC6 の使用
Microsoft Active Directory を使って、iDRAC6 にログインするユーザー認証を設定できます。システム管理者が各ユーザーに特定の権限を設定できる役割ベースの許可を与えることもできます。
詳細については、次の各項を参照してください。
表7-1 は、iDRAC6 Active Directory ユーザー権限を示しています。
表 7-1.iDRAC6ユーザー権限
Active Directory を使用して、次のいずれかの方法で iDRAC6 にログインできます。
l ウェブインタフェース
l リモート RACADM
l シリアルまたは Telnet コンソール
ログイン構文は、3 つの方法にすべて共通です。
<
ユーザー名
@
ドメイン
>
または
<
ドメイン
>¥<
ユーザー名
> または<
ドメイン
>/<
ユーザ名
>
ユーザー名
は 1~256 バイトの ASCII 文字列です。
ユーザー名またはドメイン名に空白スペースと特殊文字(¥、/、@ など)は使用できません。
ウェブインタフェースからログインし、ユーザードメインが設定されている場合、ウェブインタフェースのログイン画面のプルダウンメニューにすべてのユーザードメインが表示されます。プルダウンメニュー
からユーザードメインを選択する場合は、ユーザー名のみを入力します。この iDRAC を選択した場合、上記に記載されるログイン構文を使用して、Active Directory ユーザーとしてログインできま
す。
スマートカードまたはシングルサインオンを使用して iDRAC6 にログインすることもできます。詳細については、iDRAC6 に対するシングルサインオンまたはスマートカードログインの設定を参照してくだ
さい。
Microsoft Active Directory での iDRAC6 の使用
iDRAC6 用に Microsoft Active Directory 認証を有効にするための必要条件
サポートされている Active Directory の認証機構
拡張スキーマ Active Directory の概要
CMC にアクセスするための拡張スキーマ Active Directory の設定
標準スキーマの Active Directory の概要
iDRAC6 にアクセスするための標準スキーマ Microsoft Active Directory の設定
設定のテスト
汎用 LDAP ディレクトリサービス
Active Directory についてよくあるお問い合わせ(FAQ)
メモ:Active Directory を使用して iDRAC6 ユーザーを認識する機能は、Microsoft Windows 2000、Windows Server 2003 および Windows Server 2008 オペレーティングシ
ステムでサポートされています。
権限
説明
iDRAC へのログイン
iDRAC6 にログインできます。
iDRAC の設定
iDRAC6 を設定できます。
ユーザーの設定
特定ユーザーのシステムアクセスを許可できるようにします。
ログのクリア
iDRAC6 のログをクリアできます。
サーバー制御コマンドの実行
RACADM コマンドを実行できます。
仮想コンソールへのアクセス
仮想コンソールを実行できます。
仮想メディアへのアクセス
仮想メディアを実行および使用できます。
テスト警告
テストアラート(E-メールと PET)を特定のユーザーに送信できます。
診断コマンドの実行
診断コマンドを実行できます。
メモ:Americas などの NetBIOS ドメイン名は名前解決できないため、指定できません。
メモ:Windows 2008 Active Directory サーバーは、最長 256 文字の <
ユーザー名
>@<
ドメイン名
> 文字列のみをサポートしています。