Users Guide
l 作成する
l racadm getconfig -f <
ファイル名
>.cfg コマンドで取得する
l racadm getconfig -f <
ファイル名
>.cfg コマンドで取得してから編集する
.cfg ファイルは、最初に解析が行われ、有効なグループとオブジェクト名があるかどうか、いくつかの単純な構文規則が守られているかどうかが検証されます。エラーはエラーが検出された行番号でフ
ラグ指定され、その問題を説明した簡単なメッセージがあります。ファイル全体の正確性について解析され、すべてのエラーが表示されます。.cfg ファイルにエラーが見つかった場合は、iDRAC6 に書
き込みコマンドは送信されません。設定する前に、すべてのエラーを訂正する必要があります。-c オプションは config サブコマンドで使用できます。これは構文を検証するのみで、iDRAC6 への書き
込みは行いません。
.cfg ファイルを作成するときは、次のガイドラインに従ってください。
l パーサがインデックス付きグループを見つけた場合、そのグループのインデックスはアンカーとして使用されます。インデックス付きグループ内のオブジェクトの変更はすべて、インデックス値に
も関連付けられます。
たとえば、次のとおりです。
[cfgUserAdmin]
# cfgUserAdminIndex=11
cfgUserAdminUserName=
# cfgUserAdminPassword=******** (書き込み専用)
cfgUserAdminEnable=0
cfgUserAdminPrivilege=0x00000000
cfgUserAdminIpmiLanPrivilege=15
cfgUserAdminIpmiSerialPrivilege=15
cfgUserAdminSolEnable=0
l インデックスは読み取り専用で、変更できません。インデックス付きグループのオブジェクトはインデックスに結合されており、その下に一覧表示され、オブジェクトの有効な設定値はそのインデ
ックスにのみ適用されます。
l 各インデックス付きグループには事前定義されたインデックスセットが用意されています。詳細については、デルサポートサイト support.dell.com/manuals にある『RACADM iDRAC6
および CMC コマンドラインリファレンスガイド』を参照してください。
l racresetcfg サブコマンドを使って iDRAC6 を元のデフォルトに戻し、racadm config -f <
ファイル名
>.cfg コマンドを実行します。.cfg ファイルにすべての必要オブジェクト、ユーザ
ー、インデックス、およびその他のパラメータが入っていることを確認します。
構文解析規則
l 「#」で始まる行はすべてコメントとして扱われます。
コメント行は一列目から記述する必要があります。その他の列にある「#」の文字は単に # という文字として扱われます。
一部のモデムパラメータでは # をその文字列内に含むことができます。エスケープ文字は必要ありません。racadm getconfig -f <
ファイル名
>.cfg コマンドで.cfg を生成し、エスケー
プ文字を追加せずに、racadm config -f <
ファイル名
>.cfg コマンドを異なる iDRAC6 上で実行します。
例:
#
# This is a comment
[cfgUserAdmin]
cfgUserAdminPageModemInitString=<Modem init # not a comment>
l すべてのグループエントリは [ と ] の文字で囲む必要があります。
グループ名を示す開始の [ 文字は一列目になければなりません。このグループ名は、そのグループ内の他のオブジェクトよりも前に指定する必要があります。関連するグループ名が含まれて
いないオブジェクトは、エラーを生成します。設定データは、デルサポートサイト support.dell.com/manuals にある『RACADM iDRAC6 および CMC コマンドラインリファレンスガイド』に
定義されているように、グループ化されています。
次に、グループ名、オブジェクト、およびオブジェクトのプロパティ値の使用例を示します。
例:
[cfgLanNetworking] -{
グループ名
}
メモ:getconfig コマンド の情報は、デルサポートサイト support.dell.com/manuals にある『RACADM iDRAC6 および CMC コマンドラインリファレンスガイド』の getconfig コマンド
を参照してください。
注意: racresetcfg サブコマンドを使用すると、データベースと iDRAC6 NIC は元のデフォルトの設定にリセットされ、ユーザーとユーザー設定はすべて削除されます。 root
(ルート)ユーザーは使用可能ですが、その他のユーザーの設定もデフォルトにリセットされます。